「YOUNG AND PRETTY」ザ・ブルーハーツ | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

youngand


さっき、アメトーークでバンドブーム芸人観る。

俺もS48年生まれの端くれ、
自分ではバンドブーム直撃世代と思ってたのに、
知らない曲ばっかり。
バンド名は流石に全部分かるが、
曲単位となると筋少とブルハとユニコーンしか分からん。
且つCD持ってたの筋少だけだな。
道理でクラスメイトと話が合わなかったはずだ。
毎号「宝島」買ってたのに。

今日掛かってた曲は、バンドブームの中でも
上層階級な部分ばっかりだったのだろうが、
こうして改めてズラリと聴いてみると、
バンドブームの曲って基本歌謡曲なのな。

あと、やはりブルーハーツは素晴らしい。
ヒロトとマーシーはあの頃からずっとカッコいい。
だからこそ、未だにJ-ROCK界に蔓延る諸悪の根源は彼等にある。
そしてそれを自覚し、解散したんだろう、と。


さて、琴欧洲のブログが話題らしい。

http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/54932/full/

http://kotooshu.aspota.jp/

まだ始めたばかりのようだが、
例えば、先日優勝した日のブログ。

(以下引用)
「ありがとう」

きょうブログはじめます
はじめてゆうしょうできました
おうえんありがとうございました
これからがんばります

(引用ここまで)

この拙い日本語が可愛いというのだ。
朝青龍と白鵬の問題もあり、
反発的にこういう純朴な部分に人気が集まるのも分かる。

だが、琴欧洲が横綱を目指すのならば、
この俄な人気にあぐらを掻く事をせず、
更なる日本語の上達を望むだろう。

平仮名片仮名に始まり、
漢字を覚え、文法を覚え、「てにをは」を覚え、
語彙を増やし、果ては古文まで日本語を学び、
琴欧洲が横綱になる頃には、
彼のブログには、
美文名文が書き記されているだろう。
相撲界の出世は知能をも上昇させるのだ。

しかし、そんなある日、かつての名横綱琴桜、
師匠である先代佐渡ケ嶽親方の死の秘密を知ってしまう。
横綱昇進は一時的に知能を発達させるものの、
性格の発達がそれに追いつかず社会性が損なわれること、
そしてピークに達した知能は、
やがて失われる性質の物であることが明らかとなり、
彼は失われ行く知能の中で、退行を引き止める手段を模索する。

彼は経過報告日誌の最後に、
正気を失ったまま寿命が尽きてしまった佐渡ケ嶽親方の死を悼み、
これを読むであろう横審に向けたメッセージとして、
「佐渡ケ嶽親方のお墓にお花をあげてください」と締め括る。


何という悲劇であろうか。
しかしそれでも琴欧洲は綱取りを目指すだろう。
それが力士というものなのだ。


と云う訳で、恒例MADブログな訳だが、
「アルジャーノン」って感動作とか言われてるけど、
アレメチャメチャ怖くない?
後半はホラーにしか思えない。


最初の方でブルハについて触れたので、ブルーハーツで。
君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか、
捨て駒になってくれないか、つって。

「YOUNG AND PRETTY」。
ブルハはどれも素晴らしいが、
その中でもこれはあんまり聴かない。
30過ぎて聴くには、余りにも青い。