「stupid」The Birthday | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

stupid


色々と前後して申し訳ないが、
とにかく先の土曜日はSal Cultureに参加すべく、
我々は大阪城野外音楽堂に居た。

大阪城野外音楽堂は大阪城敷地内にあるイベント用施設で、
音曲好きの豊臣秀吉が安土桃山時代に作らせたと聞く。
ああ、もう4月も3日なのか。

その日は誠によい天気で、
家を出る時は野外ライブ日和と思えたのだが、
いざ大阪城下へ辿り着くと、
結構肌寒い。
日没後は相当寒くなる予感。

それ以上に我々を心胆寒からしめたのは、
客の入り。
我々が入場した時には
既にロボピッチャーがマウンドに上がっていたにも拘わらず、
決して広くは無い音楽堂の椅子の半分も埋まっていない。
一週間程前に、もう売り切れてるかも、
と半ば不安になりながらチケットを買ったのがバカみたいだ。

入場受付のポップ、タイムテーブル看板などは
見るからに手作り、学園祭ムード満点で
資金が無いのが手に取るように分かる。
こういうイベントこそ盛り上がってほしいんだが。


途中から観たロボピッチャーは
見た目こそ非常に地味だが、
なかなか気持ち良い音楽を聴かせてくれる。
初期くるりな雰囲気もあるか。
音源を聴いてみたい。

「椅子も広く使って下さい」
などと不入りを逆手に自虐ネタ。

一人だけ空気の違う綺麗なお姉さんが
心地よいバイオリンの調べを奏で、
この人が一人でバンドの華を請け負ってるのだな、
と思ってたら、途中で帰ってった。
ゲストだったらしい。

ボーカルの眼鏡の人は、
この日殆ど客席に居た。
非常に好感が持てる。


続いては□□□。
名前は以前からよく耳にしていて、
期待もあったんだが、
この日唯一のハズレ。
キーボード的な機械を数台用いて、
何だか爽やかな音楽をやるのだが、
殆ど印象に無い。


会場は設置されている椅子とステージの間に、
ある程度のスペースがあり、
熱いファンはそこでかぶり付きで観る。
□□□にも結構な数のファンが集まっていて、
ファンてのは有り難いなぁ、
なんて思っていたのだが、
その半分が次のThe Birthdayのファンだった模様。

今までミッシェルファンを公言し、
ROSSO、そしてBirthdayと
それなりに追いかけてきた俺だが、
Birthdayの新譜がイマイチだった事もあり、
ここ最近は少しチバから気持ちが離れていた。

正直この日も、期待という意味では、
それほどではなかったのだが、
いざチバを間近にするや、興奮、感動。
改めてこの男のカッコ良さは別格だ。

演奏も当然緊張感が漲ってはいるが、
決して威圧的ではない。
ミッシェル時代と違って、
暴力が匂わない。

「のどかだねぇ」

チバとのどかは地球とイスカンダル程の
距離があると思っていたのだが、
何の違和感も無く、チバとのどかが同居する。
サルカルと季節と音楽堂と時間の経過がもたらした
ごく微量の奇跡であった。
まぁ、その後に
「やっと酒が抜けてきた」
など仰ってはいたが。


今日は遅いので、ここまでです。

Birthdayのシングル。
この日やってないけど。
これに限らず、シングル曲全然やってなかったような。
2曲目「ハレルヤ」が素敵。

B.U.Pも言ってたが、
音源はイマイチピンと来ないが、
ライブはカッコいい、
のが俺にとっての今のBirthdayなのかも。

でも、このライブ観て
以前酷評したTEARDROPを改めて聴いたら
それなりに良く聴こえるんだから人間って勝手。

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