「merry merry」EGO-WRAPPIN' | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

merry

単勝的中、
3連単ハズレ。
しかし、非常にディープなインパクトを
与えられたので良しとする。

2006M-1GP決勝。

昨日は久々のマラソンカラオケだったため、
起床したのが既に12時を40分程回った頃。
慌ててSKY Aにチャンネルを合わせ、
未だ見ぬ強豪共をチェック。

敗者復活戦に関しての
詳しい事はmixiの方に書いたので、
興味ある人はそちらをご参照あれ。

ただ、俺の独断を言わせてもらえば、
ライセンスより面白いコンビは沢山居た。

SKY Aが観られる環境の方は、
来年は是非観てほしい。
びっくりするような芸人はこの日本にまだまだ居る。


さて、本戦。
初っ端の煽りVで、
クリスマスチキンを食う手も止まり、
ボロボロと泣く。
一緒に観ていたB.U.Pはビックリしてました。

まずは、俺の予想

決勝進出者
 フット
 チュート
 笑い飯

そして優勝は、
チュートリアル。

やはり、大阪吉本四強は強過ぎた。
中でもチュートは群を抜いていた。

ただ、チュート以外の3組は、
完璧な出来では無かったように思う。

まず、フットは忙しいテレビ仕事に追われていたのか、
今までの貯金のみで戦っていた。
それでも決勝3組に残るんだから、
大したものだ。

危険領域に入ってきたのが、
麒麟、笑い飯。

正統派からは外れた漫才をするこの二組、
流石に球種も尽きたのか。
邪道も毎年恒例になれば、本道になる。
お馴染みになれば、ウケはすれど、
インパクトと爆笑が求められる
M-1での優勝からは遠のいていく。
二組のレールは環状線に繋がってしまった。


チュートの優勝は誰もが認める所だとは思うのだが、
こうなると、ブラマヨとの勝負が観たい。
二組とも来年もまだ出場資格があるはず。


他の出演者も勝手に寸評をさせて頂ければ、
まず、POISON GIRL BANDは、
ネタのスタイルがM-1的でない。
4分という短い時間で爆笑をさらうには、
瞬発力と畳み掛けが重要視される。
最後こそマグロで盛り上げたが、
あのスタイルでは優勝は難しい気がする。

袋小路にはまるコンビが多い中で、
いくらでも可能性が広がるのがプラン9。
のはずが、今回に関して言えば、
その可能性を出し切る事なく、6分目程度に感じた。
逆に言えば、来年以降が非常に期待出来る。

トータルテンボス。
今回の出来は最上だったのでは。
であれば、あれが彼らの限界なのかも。

今回、いや大会史上唯一のアマチュア決勝進出、変ホ長調。
どれほどのモノかと期待したが、
スキルはアマチュアレベル、いやそれ以下。
しかし、だからこそそれを逆手に
他と全く逆ベクトルの世界を作る事に成功していた。
また、橋田ネタなどプロでは絶対出来ない領域に
土足で踏み込むのはテレビを捨てている人間だけだ。
そういう意味では、
彼女達は決してプロになるべきではないし、
また今以上に上手くなるべきではない。


あと、最初の今田いじり、
最後のオートバックスのおっさんいじりと、
審査員と言う立場でありながら、
きっちりボケていく松本に、
現役の帝王であるという意地を勝手に感じた。


最後に、俺ジャッジを公開。

POISON GIRL BAND 73点
フットボールアワー 89点
ザ・プラン9 83点
麒麟 90点
トータルテンボス 80点
チュートリアル 95点
変ホ長調 82点
笑い飯 85点
ライセンス 70点

決勝
麒麟 86点
フットボールアワー 84点
チュートリアル 93点


そう言えば、今日はクリスマスだった。
なので「merry merry」。
長い時間を置いた後、
満を持して発売されたエゴのアルバム。

ジャズテイストというレッテルを剥がし、
音楽の幅を大きく広げてみせた。
が、その新しい世界と元々のファンの期待するものが
激しく乖離してしまったようで、
俺自身もあんまり聴かない一枚。

取り敢えず、皆様、
メリー・クリスマス。


あ、そうそう、追伸。
チュートのネタが、
ウチのネタと軽くカブった。
なんだか嬉しい。





EGO-WRAPPIN’, Yoshie Nakano
merry merry