「僕の見たビートルズはTVの中」斉藤和義 | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

bokunomita


先日、B.U.Pと話していたら、
またも彼女の発言に驚いてしまった。

彼女は
「藤子・F・不二雄の『F』が真ん中に付く事」
「Fが(そしてAが)何の略であるか」
「そもそもの二人の関係」
その全てを知らないと言うのだ。
勇者シリーズのテーマは全部歌えるくせに。

俺は仕方なくそこから藤子不二雄の歴史を
蕩々と語った訳なのだが、
たかだか5、6年の生まれの差で、
これほど常識に差が生じている事に
俺は驚愕せずにはいられなかった。

これらが解ってないと、
「横浜F・マリノス」の何が面白いのかも解らないじゃないか。
「藤子Fの『F』はFUCKIN'のF、
 藤子Aの『A』はANARCHYのA」
などという、定番ネタも通用しないじゃないか。


以前もこれと似たような、
「ポール・マッカートニーが
 どこのバンドに居たか知らなかった問題」
というのがあった。

しかし、あっちはそれでも外国の話。
それも我々が生まれる前だ。
今回は、日本国内だけで発行部数が
1億を優に超えると言われ、
アジア中の子供達が貪り読み、
描いた本人が死んだ今でも作品が生まれる
現在進行中の「ドラえもん」の作者の話。

「鉄腕アトム」を読んだ事がない者が居ても、
「ドラえもん」を読んだ事がない者はよもや居まい。
(と思いきや以前付き合ってた人に
 ドラえもんの文庫本(彼女だけに『恋愛編』)をプレゼントしたら
「生まれて初めて読む」と言われ軽くキレかけたが、それはそれ)

作品は残れど、作者の名声や足跡は消えてしまうというのか。


もうすぐ、W杯日本VSブラジル戦が始まる。

代表選手は大凡B.U.Pと同世代。
「横浜F・マリノス」の面白さを解ってないような彼らに、
本当に奇跡が起こせるのか、
俺はどうにも信用が出来ないのである。
(23日午前3時現在)


僕の見たビートルズはTVの中。

せっちゃんのデビューシングル。
時代の流れの儚さ、
現状への物足りなさを唄った曲。


おじさんは言う。

「あの頃はよかったな」

解る気はするけど、タイムマシンはない。


うまい事を言うもんだ。




斉藤和義, 斎藤和義, 松尾一彦
僕の見たビートルズはTVの中