「4PLUGS」ザ・マッド・カプセル・マーケッツ | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

4plugs



おや!

サマソニ決まったねー、マッド!

ってぇことは何かい?
今年のオモテはマッド→スリップノット→NINって塩梅かい?
クリマンさん、粋だね、どーも。

ただ、これだと若い子らはメインの前に疲れちまうんじゃないかい?
今の若い衆はNINなんて聴いてないだろうからねぇ。
大トリなのにやたらスカスカ、なんてのは勘弁しておくれよ。



俺が初めてマッドを観たのはまだ学生の頃。
場所は大阪、IMPホール。

俺はここで産まれて初めて、「床がうねる」という現象を経験した。
全員がジャンプなりモッシュなりするんで床が波打ってる訳だ。

俺はその日風邪をひいていたので、
大人しく観ようと思っていたのだが、
フロア全てがモッシュピットと化した為、
俺もその渦の中に有無も言えずに巻き込まれた。

ライブも後半、客のノリも最高潮、ダイブの数も半端じゃない。
前の方にいる奴らは全員ステージに上がっていくように見えた。
その内、ステージ上にいる人間の数が膨れあがる。
10人…20人…、いや、一クラス分以上は居た。
なんだこりゃ。

Takeshiも苦笑い。
Kyonoは…アレ、いない。
どこだ?
と、思ったら、客席から這い上がってきた。
あんたが下に居てどうする。

終了後、お洒落なショッピングモールに湯気を立たせた若者たちが
至る所にへたり込んでおり、
大阪ビジネスパークは「はだしのゲン」2巻の様相を呈していた。

演者と客のボルテージがここまで高いライブはあれ以来観たことない。


このアルバムはマッドがデジタル化する一歩手前で、
これ以前のハードコアスタイルと今のスタイルを繋ぐミッシングリンク。
「只のハードコアバンド」の殻を突き破る音がバリバリと聴こえてきます。

アーティスト: THE MAD CAPSULE MARKETS, TAKESHI“¥”UEDA, GEORGE COCKLE
タイトル: 4 PLUGS