早速時間空いてしまいました・・・。
で、まず耳下腺腫瘍について
耳下腺とは、耳の前から下に存在する唾液腺のひとつ。
耳下腺から発生する腫瘍が耳下腺腫瘍であり、良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)があります。
通常だと良性のことが多いようですが、後々悪性に変化することもあるため基本は取り除くことになるみたいです。
顔面神経はこの耳下腺の真ん中を通っています。
顔面神経鞘腫は、そこの部分の腫瘍です。
といっても神経自体の腫瘍というより神経細胞の周りにある膜もしくは膜との間に腫瘍化した細胞があるのです
腫瘍の位置によって手術の難しさは変わります。その重要な場所は、腫瘍」の部分を開いて見ないと分からない。
開いてみて初めて、どんな風に腫瘍を取るか決めるというもの。
もちろん前もってパターンは考えていると思いますが、腫瘍部分を吸いだせる場合や膜のみを除去できる場合、神経まで浸潤している場合は神経を残すか神経ごととるかなど、除去法はいろいろなのです。
私の担当医の話では、神経腫瘍の場合は良性であることがほとんどであるとのこと、まだ腫瘍自体の圧迫によって麻痺などの症状が出ていないことから、当時の年齢も考慮して経過観察となったのです。