「(国費投入による国への議決権委譲について)十分な議決権をよこせと経産相は言っているが、3分の1だって十分な議決ができるんじゃないですかと言いたいね。そんな話より、国民負担を少なく、かつ安定した電力供給ができるのは国ではなく東電ではないのかね。視点が間違っているんじゃないかね。そもそも、議決権ていうけど東電から国にわたる株の種類がどうなるか、枝野経産相はお分かりになっているのかな。種類があるんだよ。そこら辺りは金融のプロであるフィナンシャルアドバイザー同士で話すことで、素人が出る幕じゃないんだよ。単純な話ばかりされても困るんだよ。国有化より東電を元の形で自立再生させるほうが国民負担も少なく、電力供給だって安定する。何もかもうまくできるんだ」
 東電の社長はこんなこと思っているんだね。許せない。