アメリカの子どもお助け事情 | きつねのしっぽえむ

アメリカの子どもお助け事情

*花*前回の’自転車のブレーキを直そう’ への追記です*花*


日本でも、人助けをするシーンが見られなくなりつつあるというコメントを頂きました。
コメントをくださった方々ありがとうございました!
 マーティンにも伝えました。嬉しそうに聞いていました。)



やっぱり、
アメリカでも困っている子どもがいても助けることは難しくなってきているようです。


テレビのある放送局が実験をしていましたが、

ニューヨークの近郊の街(人通りの多い道路)
迷子になった子どもがしゃがみこんでベソをかいているところを、1700人の人が何もせず通って行き、その中の40人が子どもに声をかけました。これは低い割合でした。(42人に1人の割合!)


マーティンに言わせると、アメリカでは子どもを助けたくても、その行動に出ることがとても難しいと思うそうです。

声をかけたら、突然子どもに銃口を突きつけられる可能性がないとは言えないアメリカ。
それに、子どもに声をかけた時に親が戻ってきて、
「うちの子に何している! 訴えるぞ!」
ということにも簡単になりえると言っていました。
なので、子どもを助けることも危険と隣あわせだと言っていました。





実際、テレビでも1人の男の人が、困っている子どもに声をかけるのですが、一定の距離(人間2人分程の距離)以内は絶対に近づかないようにし、
そして、次に携帯電話で友人に電話しながら、’自分は子どもを助けようとしている’(誘拐ではない!)という現場の承認になってもらおうとしていました。


そういうのを見ていると、アメリカでは人助けをするにも、いろいろなことに気を回さなければいけなくて、大変だな~と思いました。
ニューヨークの近郊の街だから、特にそれが表に表れているとは思いますが、アメリカもアメリカで大変のようです。


マーティンは京都の街で、「日本だから助ける行動ができた。」と言っていました。
人を助けようと思っても、アメリカにあるような心配をしなくていいような、日本の平和な雰囲気がとても気に入っていたようでした。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

マーティンが日本に来て、最初に言ったことは、

「道を歩くときに、もう頭を下げて、下を見ながら歩かなくていいんだね!」
(人と目があったら、ケンカを売っているのと勘違いされるらしい)

「それに、常に辺りの安全を確認しながら歩かなくてもいい!」
(アメリカでは道を歩くのには用心が必要)

と言い、

「世界にはこんな平和な国が存在していたんだね!

と相当に感動していました。

アメリカは場所によって、田舎の方に行くと全然違うのでしょうが、
私の住んでいる街では、安全を確認しながら道を歩くのは必要かな・・・と思います。


私も、日本に帰ると、
「ふぅ~~!」 と緊張感が抜けます。
道を気楽に歩けるのには、本当に開放感を感じるは確かですね・・・。
帰ったばかりのころは、
日本のほんわかとした平和な空気をとても感じます。
(しばらくいると、分からなくなっちゃいますが・・・。)




どの動物達も、外を歩くときは常に警戒しながら歩いているのだから、贅沢は言えないかな・・・。

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