自分の稽古会を持つようになり習いに来てくれる人たちに自分は何を伝えれるのかわかりませんでした。
先生のようなしっかりした技術を持つわけでもなく、私より強い人はそれこそゴマンといます。
しかも私の稽古は何の価値があるか自分でも分からないところがあります。
世の中的にはキャッチコピー的なことが大事になると思いますが、強くなれるわけでも無いし、ダイエットになるわけでも無い。
最近稽古に遊びにきてくれたTさんが習いに来たいと言ってくれたのでその理由を聞いてみました。(システマセミナーにも参加してたんで、システマの方が面白いんじゃないかなと思ってたんです)
私の稽古会に入りたいと思った理由はよく分からないけど心が落ち着いたんだそうです。
何の価値も無い稽古なのかもですけど、もしかしたら求める人には求めるものに応じる何かがあるのかな?
キャッチコピーに飛びつく人は新しいものに飛びつき続けそうですけど、何かを感じて繋がった人はずっと繋がってくれそうな安心感がありますね。
時代に流されず、卑屈にならず自分の求めるものを仲間と一緒に求めて行ける手ごたえが少しもらえました。