ともしび・・・24 | 【 下塚 誠 ~神の選択~ 】

【 下塚 誠 ~神の選択~ 】

俳優、下塚 誠の言葉。

 


 神に還元されない限り、魂は個として半永久的に存在します。


 本書で述べましたが、地球人類の実体界、つまり霊界には4~9次元のグレードがあり、上位にステップアップ


するには、個、つまり自我の解消が必須の条件です。翻って、下位にあるのは、自我の強い者ということです。


 現人類の殆どは4、5次元の者で、その自我の強さ故に肉体界に転生する選択をしています。


実体界では価値観が同じ者(ソウルメイト)どうしで暮らしていて、魂は個であっても、思いが通じ合うので、


我をはることは、あまりありません。高次元の者は無我です。


 自我を消化するとは、愛、特に利他愛を持ち、実践するということです。


この世、肉体界では次元も価値観も違う他者と共に社会を構成しています。


 三次元の肉体、つまり物に宿り、絶対的個性の宿命(同遺伝子の一卵性双生児も二つの個性です。)にあり、


元々自我の強い者ですから、自我による更に強い我欲を、人は持ちます。


 何故、自我の強い者が肉体行の我欲の世界を選択するのでしょう?


それは、因果応報の神の摂理を知り、己を苦しめ、貶めるものが我欲であり、利他愛、慈愛こそが己を幸せと


し、高めるものであると悟るためです。


 嫉妬心は満たされぬ我欲で、己より満たされていると感じる他者に対する妬みです。自我の強い者達が


嫉妬心というサタンの誘いに呑まれ、利他愛に目覚めることなく、悪しきカルマを作り、ハルマゲドンの今日


に至ります。


 最も情けないのは、嫉妬とは気づかず、己の劣性を卑下し、自己嫌悪から自ら命を絶つ者です。


姿、財、権力、名声、を妬むなら、もっと妬まなくてはならない未来選択します。


 妬みではありませんが、利他愛の大いなる魂に対して、それが真の宝の持ち主ですから、それを妬めばいか


がでしょう。万人が無条件にその可能性を持っているのですから。