2/18(土)は、双子の20分弟、
次男の高校の卒業式でした。
大学個別試験の1週間前だというのに、
買いそろえたスーツを着てみたり、
家の中で靴を履いてみたり、
Yシャツが「薬臭いので、洗ってほしい」と
言ってくる、相変わらずな
我が息子くん・・・
その上、卒業式の3日前に突然!
「目立つから、着物はやめてな」と言い出した。
スーツを着ようかと考えたことも
あったけれど、
スカートがやっぱりピッチピチ!
嫁入り道具で箪笥の
肥やしとなりつつあるから、
「着物にするね」
「ええ~!!」に
「あなたのお高いスーツを買った
お母さんにまだスーツを買えと言うのか?」と
言い負かしたばかりで、
着付けの予約もしたばかりだったというのに・・・。
「華美にしないように、と
学校からお達しがきているから、
持っている服では無理なんよ。(入学式用のは
ちょっと派手)
しかも、ピッチピチやし(二度も言わせないで!)」
「なんで、もっと早くにダイエットを始めんかったん?」
正月から2㎏は減らしただけに二重のショック!!
「いつも、ぱれっとに着ていく服でええやん」とな!!
「あなたの卒業式にGパンとセーターで
行っていいのですか?!
その方が余計に目立つ!!」
(翌日、愚痴ったお客様に
大爆笑されました~)
「中学校では着なかったのに」と
ボソッと言われたけれど、
それは、前年に
子宮と卵巣を摘出する
開腹手術をしたし、
術後でかなり痩せていたのですよ!
しかし、小学校の卒業式以来、
お腹をケアし、
最近では腹筋を鍛え、
準備やなにかと大変だけれど、
楽しみにしていただけに、
次男の言葉は
かなり凹んでしまい、
「ほな、式にはお父さんだけに
行ってもらいます。」とだけ
言い放ち、
「そんなに、母親が恥ずかしいのか?」と
お風呂で泣きました。
予約をキャンセルしようと考えていた時に
ぱれっとで打ち合わせに来ていた
パン屋のTO YOUさんや
実家の両親に背中を押され、
やはり着ることに・・・。
華美にならないように
紋付の無地に黒の羽織を
箪笥から母と選び、
6年ぶりに着物に袖を
通しました。
「着物の人なんか、あんまり
いてへんで」と言った
次男の言葉とは裏腹に
思ったよりも華やかな
保護者さんたちが
複数おられ、ホッとしたのが
正直な気持ち。
厳粛な式も、夫とともに
出席できました。
名前を呼ばれ、
返事をした次男。
卒業生退席の際には
シャイな次男にしては珍しく、
こちらを見て手を振ってくれて・・・
ひと悶着あったことも
忘れ、
そのことにウルウル;;
教室で最後の撮影に
臨んだとき、
「ま、ええんちゃう?」みたいな
視線を送ってきました。
3年間のあっと言う間の
高校生活。
思春期でもあり、
親子間でも、進路についても
いろいろありましたが、
これから先、あまり
関わっていくことも減るだろう、と
思うとちょっぴり寂しい。
それでもわかったことが
ひとつ!!
この日は計10時間、
着物姿でしたが、
着付けが上手だったので
苦しいこともなく、
持病の腰痛も全く出ませんでした。
やっぱり、着物、好きです・・・。
ちなみに、同日は
夫のお誕生日でもありまして・・・。
待ち合わせて眼科に行く長男と
一緒に、美味しいと評判の
シュークリームを買いました~
午前6時半の着付けから
本当に充実した日で
ございました。
着付けをしていただいたのは
<プライベートサロンお月さま>
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