今日は、毎年春と秋に行われている日本女子大NY支部の総会がマンハッタンのGlobal Laboさんをお借りして行われ20代から87歳までの同窓生が20名ほど集まりました。
今日は日本女子大100年の歴史というDVDを鑑賞し、イーストビレッジにある和食「和参」の品のある美味しいお弁当を頂きながら、それぞれの近況報告をしました。
100年前まだ、女子に教育がされていなかった時代、創立者の成瀬先生はこれからは女子も教育を受けて、男女平等に社会に出て行くべきだと、三大綱領を掲げられ、「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」という教育理念の基、私達は勉強してきました。
また成瀬先生は「生涯学習」という理念をお持ちで、当時は珍しかった通信教育を始められ6000人が応募したり、子供をおんぶしながら、オムツを替えながら勉強に通った方々、女性一人でも働きながら子育てできるアパートメントを作ったり、女性が安心して働けるよう保育所を作ったり、戦後は女性も政治の世界に参加したり。
また関東大震災の時は、全国から衣服を集め、干して、繕ってから被災者に配ったり、戦時中は上野公園に避難していた被災者に400人分の食べ物を配ったり。
全国180もの日本女子大支部の方々が協力しあって、どんな苦しい時代も生き抜いてきたそうです。
また海外にも支部は広がり、サンフランシスコ、NY、上海、欧州とあり、成瀬先生もNY支部の方々と撮った貴重な写真も見ることができました。
私もこうして、NY支部の80代の先輩方のお話を聞くことができ、同じ学校で学んだ年代を越えてのお付き合いは、たくさんの刺激を受け、楽しい時間でありました。
成瀬先生は当時何も無い所から、先駆けて沢山の新しい改革、教育を始められ、
素晴らしかったなーと卒業して改めて思う良い機会でした。
その後、レッスンへ行き、カサノヴァ先生にも夏のレコーディング以降、先日のリサイタルまで、ハードなレッスンに耐え、すごく成長したので、褒めてあげるけど、その成長に満足せず、もっとクオリティを上げて行って欲しいから、益々ハードなレッスンになるよ!と言われ、一生勉強は続くなーと気持ちを新たに次の目標に向かって頑張らなければと思いました。
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