冷静に考えてみると、NICEのワークキャンプはここのトコロめっきり週末だけだったので、今回はけっこう久しぶりの長期の共同生活を送っています。
キャンプが始まって一週間以上が経って、最近ようやく、ここでの生活スタイルにも慣れてきました。
さて。
今日は、津波被害を受けた田んぼの草取り・がれき拾いをしてきました。
実はNICEチームのボランティアは、いかだ作りでチーム住田の皆さんと一緒に活動させてもらっている以外は、基本的に単独チームでのボランティアワークが多いのですが…。
なんと今回は!
秋田の由利高校の生徒さん・先生たち、約40人と一緒のワークです!
最初はいつも通り、NICEチームだけでやってたトコロに…
高校生登場!
今日のボランティアには、生徒の中から有志の子たちが参加しているそうです。
久しぶりに現役高校生と話しましたが、みんな真面目です!
積極的にどんどん動いてくれるし、引率の先生も見てるだけじゃなく(笑)、率先して活動されていました!
おぉ、日本の未来も明るいじゃないですか。
わーっと若い力で一気に草取りとがれき拾いをしてくれて、
がれきの分別もばっちり!
若いパワー、すごいです。
ワーク終了時の田んぼ。
すっきりしました。
キレイになった田んぼを見て、土地の所有者のおじいちゃんも、
「こんなに皆にキレイにしてもらったら、ちゃんと田植えをしないと申し訳ないね」
って、嬉しそうに…。
きっと、NICEだけで数日間かけてこの田んぼを整備したとしても、それはそれで、それなりの成果はあったと思うのです。
田んぼがキレイになるというハード面でも、
所有者のおじいちゃんがまた田植えをしようと思う、気持ちの上での原動力としても。
でも、今回高校生たちが一緒にやったコトで、きっとNICEだけでは生み出せなかった何かが、おじいちゃんのココロの中に生まれたんじゃないかと思うのです。
そしてそんな光景を見た、地域の人たちのココロの中にも。
若い世代が動くコトでこそ変わる何かが、きっとあります。
地域の人たちのココロの中にも。
彼らの身近にいる大人たちのココロの中にも。
そしてきっと、そんな経験をしながら大人になっていく、彼ら自身のココロの中にも。