勝利へのあくなき執念

今日は、午後からずっとテレビの前で、リモコン片手にＪリーグ中継を見ていました。

Ｇ大阪 vs 東京Ｖは、ＧＫ土肥選手の懸命なセーブで、守りきるかと思いましたが、中盤がＧ大阪に支配されたことで、東京Ｖの守りが後手に回ってしまい、終盤にルーカス選手が、決勝点を奪いました。

守りが頑張っているだけに、攻撃陣の奮起が、東京Ｖのポイントになりそうです。

鳥栖 vs 熊本の九州ダービーは、前半に風上の鳥栖が、熊本ディフェンスラインの裏に出たパスを、金信泳選手が必死に追って、相手の連携ミスを見逃さずに、熊本ゴールに流し込んで先制。

しかし、後半風上となった熊本は、鳥栖を押し込んでしまう程の猛攻を見せて、スローインからのセンタリングを、スリッピーなグラウンドコンディションを読み切った高橋選手の経験が、鳥栖ＤＦを上回り、ヘディングシュートを決めて同点に。

Ｊ２リーグでの初対戦は、１－１のドローでした。

鹿島 vs 横浜ＦＭは、見応えのある試合でした。

球際のプレーは、共に激しく、そのプレッシャーをかいくぐりながら、チャンスをうかがっていました。

先制したのは、ホームの鹿島。小笠原選手とスイッチしてホールを受けたマルキーニョス選手が、豪快なシュートを決めました。

横浜ＦＭは、小宮山選手の今シーズン２点目で同点にしました。

その後、鹿島がＰＫを得たところが、キッカーの小笠原選手が足下を滑らして失敗。

流れは、横浜ＦＭに傾くかと思われましたが、交代出場のダニーロ選手やミスをプレーで取り戻すべく、がむしゃらにボールを奪いに行く小笠原選手に、周囲も連動するようにプレッシャーをかけ続け、サイド攻撃からダニーロ選手が決めて、鹿島が開幕３連勝を飾りました。

マリノスも、これからチームの連携が上がってくると、かなりの力を発揮しそうです。

どちらにも、勝つチャンスのあった競った試合でした。

その裏でおこなわれていた浦和 vs 新潟は、闘莉王選手が復帰して、精神的な支柱を得た浦和が、まだミスはありますが、持っているポテンシャルを発揮して、３－０で勝利して、今シーズンのリーグ戦初勝利を挙げました。

新潟は、痛い時間帯での２失点が、響いてしまいました。それと矢野選手へいいボールが供給できていないので、決定的な場面が作れませんでした。

神戸 vs 磐田は、金南一選手のオウンゴールで、磐田が先制しましたが、後半に入って神戸が盛り返して、栗原選手の２得点で逃げ切って、神戸が３－２の勝利。

今節は、未勝利だった川崎、札幌が初勝利を挙げて、リーグ戦未勝利チームは、Ｊ１のジェフ千葉、東京Ｖ、新潟、Ｊ２では甲府だけとなりました。