ダービーマッチ | サッカー中心の生活!

ダービーマッチ

今日は、夕方から急に雨が降り出して、雷もゴロゴロと鳴り出しました。

天気予報では、雨の「あ」の字も言っていなかったのに!

さて日曜日に、スカパー!を見てサッカー三昧を楽しんでいましたが、愛媛 vs 草津を見ながら、実況の方が「温泉ダービー」という言葉を盛んに話していましたが、とても違和感を感じました。

元々は、チーム間で盛り上げのために、「××ダービー」と海外のダービーマッチを意識して、何かを対抗の対象として、名付けている訳ですが、これに関してはいかがなものかと...。

同じ地域では「ダービーマッチ」はありだと思います。

それ以外にも歴史的に戦(いくさ)のあった地域(例えば甲府 vs 新潟の「川中島の決戦」)。

誰でもが「対抗意識を持っている」と言われる地域間での戦い。

基本的にはダービーマッチには、「戦い」というものが、根底にあります。

サッカーファンの方なら、よ~くご存じなダービーマッチと言えば、エヴァートン vs リヴァプールの「マージーサイドダービー」、ACミラン vs インテルの「ミラノダービー」が挙げられます。

この場合は、クラブの中で争いが起きて、新たにクラブを作ったケース。

最初にクラブ名を書いた方が、先に出来たクラブです。

対抗意識と言えば、レアルマドリー vs FCバルセロナの「エル・クラシコ」やパリ・サンジェルマン vs オランピック・ド・マルセイユが挙げられます。

「エル・クラシコ」は、有名ですが、パリ vs マルセイユについては、今ひとつピンとこない方もいるでしょう。

根っからのパリ人は、フランス国歌を歌わないそうです。

何故かと言えば、マルセイユを讃える歌だからです。

フランスワールドカップで、フランス代表は、パリで1試合もしていません。

それは、フランス代表の選手たちが、パリで試合をしても、ホームと感じないと思うから。

「だって、パリ市の隣にあるサンドニ市のスタジアム(スタッド・ド・フランス)で試合をしているじゃないか!」

...とおっしゃられる人がいると思います。

こんなエピソードがあります。

ワールドカップを終えた後に、サンドニ市には集客力のあるチームがないから、スタジアムを有効利用させるために、パリ・サンジェルマンの本拠地を移転させようと画策しました。

その話が公になった時、パリ・サンジェルマンのサポーターは、クラブに対して猛烈な抗議をしました。

「パリ・サンジェルマンは、パリ市のクラブであって、サンドニ市のクラブではない!!」

余りの騒ぎに、慌てたクラブ経営陣が、サンドニ市への移転はないと、わざわざ記者会見をおこないました。

近隣であろうが、パリの物は動かせない!

無理にプロ野球に例えれば、阪神タイガースが大阪ドームで試合をすることに、暴動を起こしたようなものです。

随分と話は横道にそれましたが(苦笑)、ネーミングについては一考の余地があるような気がします。

その前に、見応えのある試合をおこなわなければ、名前倒れしてしまいますね(笑)