地政学的なミャンマーの重要性 | ミャンマー・ビジネス・ニュース 小さい会社のためのミャンマービジネス!

ミャンマー・ビジネス・ニュース 小さい会社のためのミャンマービジネス!

このブログは、ミャンマー・ビジネス開発のサイトと連動して、
日々刻々と進化変化するミャンマーのビジネスシーンの情報を中心に、
ミャンマー視察や進出のコーディネートの話題をお送り致します。
ミャンマーの質問やセミナーのお誘いなど、どんどんご連絡を下さい!

こんにちわ、今回はミャンマーの地政学な重要性をお知らせしたいと思います。
まず、地政学とは何かからお話を致します。
地政学とは、地理的な位置関係が政治、
国際政治や経済に与える影響を研究する学問です。

では、何故 今 ミャンマーが地政学的に重要な位置なのかを簡単に語ります。
まず、この地図をご覧下さい。


$ミャンマー・ビジネス・ニュース 小さい会社のためのミャンマービジネス!

これをご覧になれば、ミャンマーとインド、
ミャンマーと中国の位置関係が一目瞭然で分かると思います。
第二次世界大戦以降、インドと中国とは領土問題で仲が悪いのですね。
もし、中国から、インド洋に進出するには、ミャンマーを通らないと出れません。
次に、インドから見てミャンマーは、タイとの貿易の通過点でもあります。
勿論、タイから見ても、インドとの貿易でミャンマーは通過点でもある訳ですね。
次に、ミャンマーと少し、国境を接するラオスもあります。このあたりは、
メコン川の源流でもあり、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジアにも水資源的に、
重要な地域であります。
もし、仮に、インド・バングラディシュ・ミャンマー・タイ・ラオス・ベトナムまで
一直線で通る道路が出来たら、どうなる事でしょう?
そう、それは、中国にとって、経済的にも軍事的に驚異になるのです。
つまり、中国から見て、インド洋に出る為にも、また上記の様な連携が出来ると、
対インド対策として中国としては、大変困った状況になる訳なのですね。
ここに、日本が食い込んで行く事により、中国を封じ込める事が可能となります。
つまり、ミャンマーは、インドから見ても、中国から見ても、
タイから見ても、また ベトナムやラオスから見ても、
また、日本から見ても地政学的に重要なヘソなのです。

ここに、ミャンマーの今後の発展性を秘めた要素でもあります。
また、ミャンマーは天然資源も豊富に埋蔵されていると言われています。
特に、天然ガスは有名であります。
ミャンマーから出た天然ガスは、インドやタイまた、日本へも輸出が可能です。
ところが、それを中国も狙っており、パイプラインを雲南まで通す事を、
ミャンマー政府に提案しております。

この奇跡的な地理関係が、ミャンマーが欧米諸国も十分に理解しているのですね。
昨今の世界的ミャンマー・ブームは、ここにも起因している訳です。

その地政学的にも重要なミャンマーの中でも、
世界から注目されてる町(地域)があります。
それが、ダウェイ地区です。


$ミャンマー・ビジネス・ニュース 小さい会社のためのミャンマービジネス!

地図をご覧下さい。
ダウェイのこの奇跡的な地理関係を!
タイのバンコクとミャンマーのヤンゴンして、ベンガル湾を跨いで、
見事にインドと繋がっております。
インドと、タイは、今は世界の自動車工場と呼ばれる程、
自動車の生産台数が伸びています。
つまり、タイやインドから生産された自動車を、ミャンマーを通して、
中国内陸部へも輸出が出来る訳ですね。
これは、中国からみたら足元から崩される思いだと思います。

また、インド、バングラディシュ、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、
ベトナムが民主的で経済的な発展が出来れば、安定をしたアジアの発展に繋がります。
ここに日本が加われば、対中国包囲網が生まれます。
中国から見て、南にこれらの諸国、北にロシア、東に日本があります。
これこそが中国が最も恐れる包囲網なのですね。

さて、ダウェイに話を戻しますが、
このダウェイこそが最も重要な地域になる可能性があります。
その記事は、ここからお読み下さい。


つまり、このダウェイを中心に、インドとタイが繋がるプロジェクトが完成すれば、
今世紀最大の自動車生産の拠点になると言う事なのですね。

今後、ミャンマーは発展が約束された、地政学的に恵まれた国です。

どうか、このチャンスをあなたの目で見に来て下さい。

--------------------------------------------------------------------------
ミャンマー・オーダーメイド企業視察ツアーて何?
ミャンマーでのオーダーメイド企業視察ツアーを開催しています。
このツアーの企画は、一人もしくは少人数で、
気軽にミャンマー・ヤンゴンに企業視察に行く事が出来るツアーです。
事前にあなたが訪問したい業種の企業のアポ取りを致しますので、
効率の良い企業視察が出来ると思います。
詳細は、こちらをご覧下さい。
ミャンマー・オーダーメイド企業視察ツアー

---------------------------------------------------------------------------------