心筋梗塞からの生還 Part 3 | my(マイ)のブログ  

心筋梗塞からの生還 Part 3

急性心筋梗塞で倒れて、昨日でちょうど一か月経ちました。

4月18日に一般病棟に移りTVも観られるようになって、やっと熊本の地震がいかに酷い災害なのかを知りました。

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まだ体にはいろんなセンサーが付いていますが、窓があって外の様子が見えるのが嬉しかったです。
天気の良い日には遠くにスカイツリーが見えました。

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そして、尿管カテーテルも外れ少しづつリハビリが始まりました。
PT(理学療法士)の先生の立会いのもと、まずは病棟内を50m歩くことから始まり、やがて一人で病院内を
散歩できるまでに回復しました。

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談話室でスマホを見たり、1Fの売店で新聞や週刊誌を買ったりするのが日課になりましたが、塩分を1日に6g制限を
受けていたため、病院の食事以外は一切口にすることは許されません。
この頃、私が一番食べたかったのは売店のアイスですね。(笑)

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コーヒー好きの私は、先生に「ブラックならお茶と同じでは?」と直談判して何とか許可をもらいました!(笑)

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カミさんに自宅からノートPCを持って来てもらい、病院内はWi-Fi回線もありネットがやり放題で快適でした。(笑)

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体力をつけるために自転車をこぐ有酸素運動や、筋力を回復するための筋トレも毎日行いました。
と同時に、管理栄養士の先生から食事指導も受けました。
私の場合、塩分を極力控えることと、コレストロールの値を下げることが必須なのですがこれが結構大変です。
と言うのも、もともと私は味付けは濃い方だし、脂っこい食事が大好きだからです。
食塩に関しては、先生が持っていた本がとても参考になりそうだったので購入しました。
amazonにあったので、送付先を病院内にしたらちゃんと届きました。(笑)

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この本の何が凄いかと言うと、肉、魚などの原材料から調味料はもちろん、市販のインスタント食品や冷凍食品まで
幅広い食品の塩分量が網羅されている点です。
たとえば、緑のたぬきのページを見ると、塩分が6.4gとなっていて、汁まで飲むと私の1日の制限(6g)を
これだけでオーバーしてしまうことが分かります。

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脂質に関しては私の好きなものの逆のものを食べていれば間違いなさそうです。(笑)
お刺し身ならトロより赤身、焼き肉ならカルビよりロース、とんかつならロースよりヒレと言った具合ですね。
まあ、塩分も脂質もあまりストイックになると逆にストレスになりそうなので、気をつけるというレベルでいいと勝手に思っています。(笑)


だいぶ体力も回復してきた4月21日、心肺運動負荷検査というものが行われました。
簡単に言うと、心肺機能がどの程度回復しているかを検査するもので、この結果を見て退院の時期を決めましょう、
とのことでした。
心電図、血圧、呼吸中の酸素、二酸化炭素などの濃度を測定しながら、自転車をこぎます。
ペダルの負荷が徐々に重くなって、どこまでこげるかを専門医がチェックします。
結果は、健康な人と比べ約80%まで心臓の機能は回復しているとのことでした。
もちろん激しい運動はNGですが、日常生活には特に問題がないとのことで、退院が4月26日に決まりました。

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こうして、私の13日間に及ぶ病院生活は終了し晴れて自宅療養とまりました。(周1回のリハビリ通院あり)
こんなに長く入院したことも人生初めてで、もちろん禁煙期間も過去最高記録更新です!(笑)
お世話になったドクター、ナース、その他スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
心配頂いた友人、知人の皆様にも感謝しています。
突然のことでご迷惑をかけている職場の皆さん、本当にごめんなさい。

さて、次回は最終回として今の私の現状と今後について書いてみます。


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