まつりの記録DVDに 曳山文化協会が3カ年の成果

映像記録のうち、平成二十一~二十二年度の祭り全行程を記録した三十時間に及ぶ「記録編」はハードディスクに保存され、一昨年に曳山まつりの山組、曳山博物館に保管している。今回、DVDにパッケージされたのは▽記録編の三十二分ダイジェスト版▽十二分間の「広報編」の日本語、英語両版▽子ども歌舞伎をテーマにした五十分の「曳山子ども歌舞伎編」▽シャギリをテーマにした記録、演奏の実際を記録した二編。一般には販売されないが、曳山博物館ホームページで一部を公開予定。
映像記録事業は平成二十一~二十二年度に文化庁の「ふるさと文化再興事業」、続いて二十二年度には「地域伝統文化総合活性化事業」、翌二十三年度には「文化財を活かした観光振興・地域活性化事業」の事業費全額助成を受けて取り組んだ。助成総額は四千二百六十四万円余り。