放射能漏れを起こしました。
現在も続いています。
もしかしたら
１年後も続いているかもしれません。
この原発事故をきっかけにして
東京では
原発の継続か脱原発かで
活発な議論がやりとりされています。
フクシマ事故によって
避難を強いられている人達や
政府の対応を見れば
脱原発は
当然の主張に思えます。
ただ
キロワットあたりの単価を
安くおさえないと
国内産業が弱体化するのも事実。
そのためには
原発を維持していく必要がある
……と原発維持派は主張しています。
さて。
東京新聞に「こちら特報部」という
コーナーがあります。
８月２４日版を読みました。
各省庁が使用している電気を
どこから入手しているか
取材したそうです。
東京都内にあるから
東京電力だとお思いでしょうか？
ところが……
「東京電力」と回答したのは
防衛省・特許庁・国会議事堂
それから
衆議院第１・２議員会館
参議院会館のみでした。
例えば
経済産業省は
「昭和シェル石油」。
節電を呼びかけている環境省は
「エネット」。
東電を使わないのは
「脱原発の意思表示」
……ではなく
「安いから」だそうです。
２～３割の経費削減に成功したとか。
税金の無駄を省いた
……という意味では感謝しないといけませんが。
エネットは
２０００年に電力自由化を受けて参入した
特定規模電気事業者（ＰＰＳ）です。
残念ながら
ＰＰＳから電気を買えるのは
５０キロワット以上の大口のみです。
一般家庭はＰＰＳから電気を買えません。
法律で定められているからです。
裏をかえせば
この法律さえ撤廃すれば
家庭でも自由に電気を購入できます。
値段が安くて原発依存が低いＰＰＳか？
値段も原発依存度も高い電力会社か？
選ぶのはあなたです。
どうしても決められなければ
エコノミストにご相談ください。
「踊る大走査線」の
青島ヅラで叫びましょう。
「特定の発電方法の電気が高いんじゃないんだ。
東電の電気が高いんだ」
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