山口県のきらら浜で行われたサイクルミーティングでクリテリウムに参加してきました。
みいちょと一緒にエントリーしたんですが、
「勝つ気がしないw だるいw」らしく、ミイチョはDNSです。
仕方ないので一人で参戦。
高速を飛ばして本州に入ると雨がザーザー降り始めました。
しかも、すごい風!
濡れた路面に強風のコンディションの中レディスとユース(中学生以下)合同でレースが始まりました。
↓スタートを待つワタシ。
風で旗がバタバタしてます。
レディスは全部で5人。
そのうちの一人はインターハイを狙う競輪選手の卵の高校生の女の子。
チェックインで一緒になったけど、オーラが立ってる!
「はやそうだなあ。よろしくね!」と声をかけるおばちゃんに
「いやw緊張してます。」と優しい笑顔を返してくれるナイスガイなのだ。
この子に中盤くらいまででも着いていければまずまずであろうと重いつつスタートの瞬間は訪れる!
先導車にひかれて、最初のカーブまではゆっくり走行だけど、
若い中学生男子と例の高校生女子は駆け出したくてたまらない若馬状態!!
ついていけるか!ドキドキのワタシ。
先導車がはずれて、急激に速度アップ!!
「げwww!!速い!!」
必死でついていく。
強烈な向かい風なのよ!重いギアでガシガシいかないと振り落とされる!!
競輪女子が強いのは分かる。
でも、中学生の男子。
どうみてもワタシより身長低いしひょろひょろしてるのに強い。
こんな風の中、引き離されたら「ジ・エンド」になる。
最初の一周目、今回のレースで一番がんばったかも!
↓2周回目に入るストレート。向かい風!!もう必死です。
この時点で中切れを早くも起こしてます。
先頭集団は競輪女子+中学生2名
我々は第2集団。中学生2名とワタシ。
この時点でレディスの三位はまだ後方についてきてます。
↓第2集団は先頭集団のペースに追いつけずじりじりと離されていきます。
ワタシたちの集団を牽くのは↓下の赤いジャージの男の子。
根性あって強い子で、一人でずっと先頭牽いてくれている。
この時点で後ろを見ると、もう後方にレディスの姿はありません。
先頭の競輪女子は追うにはあまりに遠すぎる。
「2位は確定」の文字が頭を駆け抜けます。
そのうちワタシの前をいく中学生が中切れを起こしかけてきました。
沿道の彼のおとーさんが叫びます。
「ふんばれ!!前を抜いたら3位入賞だぞ!!!」
なんか、この声援にワタシもがんばりたい気持ちがむくむく沸いてきた。
その子に「ワタシが牽くからついておいで!!前の子までがんばってくっついていくよ!!!」
と声をかけペースアップしました。
前との差は10m以上空いてしまってます。
途中、後ろを振り向くとついてこれなくて間が開いてくる。
「ほら!ついておいで!!」
もう、このあたりはお母さん根性丸出し・・。
それでもなんとか前をいく赤いジャージの中学生まで追いつきました。
「ほら!行け!」と先頭に押し出したけど、彼の足はそこで終わっていた・・涙
無駄に足を使わせただけだったかも・・・涙
そのまま彼はそこに置いて結局赤ジャージの後をゴール。
全体で5位。
でもって表彰。
競輪女子はペダリングフォームがきれいでした。
3位は一番後ろからこの強風の中ゾンビのごとく復活し
アタックかけて前二人を抜き去りのし上がって勝った女侍kanaちゃんです。
また、今回はミイチョと同い年のbatsuさんのご子息ムーチョが一等賞、
おとうさんのbatsuさんは スポーツ・マスターズとお立ち台入り、
初レースながら力強い走りで堂々の4位獲得したゆっこちゅんちのおーしくんもすごかった。
そのほか、kanaちゃん旦那のかべちょろやmasayaさん、イノシャンさん、VCの方々などの力強い走りを間近で見ることができて、それもとても楽しかったです。
レースは練習もきついし、調子のもっていきかたも難しいけれど、
アタックのタイミングのかけひきや、走行中の位置取りを考えたりの工夫も必要だったりして
そんなところがやっぱりとっても面白くて楽しいですね。
ただ、楽しくレースを走るには、やっぱりタフな走りが出来ないとダメですね。
今回はレース後、「中盤少しだけへたれてきた先頭集団になぜ追いつこうとしなかったんだろう。」
という思いがすこしあり、ためしてもヨカッタのかなとも思ってしまいました。
・・・でも、きっとヘタレてもってダメダメな展開になっていたと思われますが・・
さあ、次回はこんな簡単にはいかないアップダウンあり、しかももっと長い距離のレースだよ。
あと1ヵ月。
出来るだけの準備をしようと決意を新たにできたクリテ参戦でした。