界面活性剤のはなし | 白雪肌になるために


こんにちは、広報担当のSです。

週末は桃の節句でしたね!

前日になって慌ててお雛様を飾りました。

小さい頃おばあちゃんにプレゼントしてもらったお雛様は、ささやかながら可愛い思い出の品です。

季節の行事って大切ですねー。

少し手間がかかっても、心のゆとりができていいものです。

来年こそ、きちんと飾ってあげようと思います……ごめんねお雛様!



さて、今日は界面活性剤のお話です。

界面活性剤という言葉は皆様ご存じかもしれません。

簡単に言えば「水と油を混ぜる」力を持った物質です。

例えば、脂汚れを水と混ぜて洗い流せるようにしたり、

化粧水とお肌の脂を混ぜて化粧水の浸透を良くする目的でよく使われています。


卵に含まれる「レシチン」や、純石鹸の主成分「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」など天然のものはごくわずかで、

界面活性剤のほとんどが合成、しかも石油から作られたものです。



界面活性剤のおかげでメイク汚れを落とすことができるのですが、

同時に大切な肌本来の保湿力、必要な脂までもを落としてしまうため、お肌によいと言えるものではありません。

界面活性剤が入ったクレンジングやシャンプーなどには、落とし過ぎてしまった保湿力を補うために

保湿剤をプラスしてごまかしているものがとっても多い!です。

低価格で「洗ったあともしっとり」なーんてキャッチコピーのついたものは、まず間違いなくそういった製品です。



また、有効な成分を肌の奥へ届けるために、邪魔になる肌のバリアを壊す目的で化粧水などに配合されることも多いのです!

せっかくお肌を守ってくれているバリアを壊してまで成分を肌に入れ込むなんて、ちょっと本末転倒な気がします。

化粧水をお肌に浸透させたあと、壊れてしまったお肌のバリアは水分の蒸発を防いでくれません。

それどころか、侵入してくる異物をブロックできなくなってしまいます。

せっかく肌に浸透させた化粧水がシミやシワの原因に!

という、笑えない事態を引き起こしかねないのが合成界面活性剤の怖いところです。



ちょっと怖い合成界面活性剤のお話でした。

また次回につづきます。