mazuの「セット£s」ブログ -3ページ目

あじのあるかばー にだい⭐︎

おこんばんは⭐︎  未だ前回記事で書いたドリー・プレヴィンのカーネギー・ホールでの文字通り「ワン・ナイト・オンリー」のライブ盤全曲試聴可になった興奮から覚めきっていませんが(笑汗)、今宵は久しぶり(でもないかな)に新譜紹介サイトで見つけた、味のあるカバー音源2曲を並べます⭐︎


「スリー・ビューズ・オブ・ア・シークレット〜グッバイ・ポーク・パイ・ハット」トム・ロッテラ

(ギタリストの方の新譜からですが、なるほど! ジャコ・パストリアスの名曲とチャーリー・ミンガス(ロック・ファンにはジェフ・ベックの名演でお馴染み)の名曲、コード進行やリズムに類似するものがあったんですね! 素晴らしいブレンドに感心しました⭐︎)



「アイブ・シーン・ザット・フェイス・ビフォー(リベルタンゴ)」ユン・サン・ナ

(韓国のシンガーの方の新譜から。もちろんアストル・ピアソラの超名曲ですが、英語詞によるバージョンはたぶんグレイス・ジョーンズのこれまためっちゃ有名なカバーが元では、と思います。)



今宵は大好きな曲達を久しぶりに味のあるカバーで聴いて悦に入っているmazuです⭐︎

ついに聴けるドリー・プレヴィンのカーネギー・ホールでのライブ⭐︎

おこんばんは⭐︎  台風が近づいていますが、皆様お気をつけ下さいませ。

 しか〜し!!! mazuの心には今朝から嵐が吹きまくりです! なんと、長い間(いつか、いつか紹介したい。。。)と熱望していた曲が、なんと数日前からアルバム全体が聴けるようになっていました! 

 ドリー・プレヴィン。mazuがこの天才にして異才、鬼才のSSWを如何に敬愛しているかは、過去の当ブログの記事を読んで頂ければお分かり頂けます。そんな彼女がたった一夜のみ行ったライブで、そのために新曲として作り歌ったのがこの曲です⭐︎


「ムーン・ロック」ドリー・プレヴィン

(冒頭の語りで宇宙飛行士が初めて月面を歩いた時に「月はどう感じたか」と想像を巡らせ曲にする、その発想自体がもう天才的です。ミステリアスに始まり、途中からアップテンポで月を「大きなゴルフボール」と表現したりします⭐︎)



ドリーは歌詞で「人間は石を持つことで武器を得た。しかし武器を得たことは恵みだったか災厄だったのか。。。世を発展させた武器は、世を終わらせる武器にもなり得る。。。」と最後に歌い、そのバックでバンドの演奏がさも宇宙船が飛び立つような音を奏で、ドリーもそれに合わせて声のピッチを上げきって突然のエンディング。あまりにも凄すぎて震えます。

 とにかくアルバム全体がすんばらばらしいので、ぜひ通してお聴き頂きたいですが、ここでは限りがあるので、美しくも哀しい曲をどうぞ。


「I dance and dance, smile and smile」ドリー・プレヴィン

(子供の頃から両親の気を引きたくて踊り、微笑みを作ってきた。。。私はついあなたにも求め過ぎて、ついにあなたを失うまで突き進んでしまう。。。大意そうした赤裸々な歌詞が、あまりにも美しいピアノをバックに歌われます。夫だったアンドレ・プレヴェンとの破局を歌っているのかもしれません⭐︎)



せっかくなので楽しい歌も載せます!


「マイケル・マイケル」ドリー・プレヴィン

(イントロから観客席から曲名が当てられるほどの人気曲、人前ではマッチョで屈強なスーパーマン、マイケル、家の中では。。。)



ああ、全曲載せたくなります(汗)。。。

 そこを抑えて締めますが、最初の曲の語りで月面着陸した宇宙飛行士に皆が賞賛した、と語っているのを聴いて、ついこちらの曲が久しぶりに聴きたくなりました。


「アームストロング」ジョン・スチュワート

(モンキーズのヒット、というよりも我が国で一番聴かれている洋楽曲かも知れない「デイドリーム・ビリーバー」の作者であり、アメリカの良心とも言えるようなスピリットを歌い上げる偉大なSSWが月面着陸した宇宙飛行士を讃えた曲、味わい深いです⭐︎)



もう1曲、ドリー・プレヴィンのライブ盤のバックを務めていたバンド、エンジェル・フライトとクレジットされていましたが、当時まだ名を知られていないこのギタリストが参加していました!


「プア・プア・ピティフル・ミー」リンダ・ロンシュタット

(ワディ・ワクテルがドリーのライブ盤のバックバンドに加わっていました!)



(2024.9.1 追記)

 当ブログでドリー・プレヴィンを紹介していた過去記事達を並べます。







追悼 ラッセル・マローン⭐︎

おはようございますあうううううっっっ(瀧号泣)。。。

 ジャズ・ギターを愛する人にとって、あまりにも辛い別れがありました。。。


ラッセル・マローン、どうぞ安らかに。。。


ショックなのが、正にロン・カーターのトリオの一員として来日中、それも亡くなる直前までプレイしてくれていたのですから、驚きを超えて茫然自失になりました。

 60歳、まだまだ素晴らしいプレイを聴きたかったです。

 追悼ですが、ラッセルが長年伴奏者として共演したダイアン・リーブスのバッキングで美し過ぎる名サポートを聴かせてくれるこの曲から始めます⭐︎


「ラッシュ・ライフ」ダイアン・リーブス

(デューク・エリントンの右腕として数多くの名曲を作曲したビリー・ストレイホーンへのトリビュート盤に収録されていた音源、ギターによる歌伴のお手本と言えるすんばらばらしいプレイをご堪能下さいませ!)



そして、やはりダイアン・リーブスのライブ中、ダイアンがラッセルの甘くて美しいトーンを絶賛して紹介しているラッセルのソロによる演奏をお聴き下さい。


「アンチェインド・メロディー」ラッセル・マローン

(映画「ゴースト」でも使われ、ライチャス・ブラザースの歌で大ヒットした美しい曲を見事に聴かせてくれます。)



ああ、もう本当にキリがありません。。。

 締めですが、ラッセルがコンビを組んでいたキーボード奏者、ベニー・グリーンとの音源でさせて頂きます。


「ザ・インティマシー・オブ・ザ・ブルース」ベニー・グリーン&ラッセル・マローン



ラッセル・マローン、素晴らしい演奏を届けてくれて本当にありがとうございました。