いま、東京宝塚劇場では、花組・蘭蘭コンビの

「復活」と「カノン」を公演中です。




「復活」は暗い内容だけれど、蘭寿とむのりりしさが

際だって、すてきなこと!! 見ているこちらが、

恥ずかしくなるような、最近には珍しい感覚を覚えながら

観ていました(*^_^*)




相手役の蘭ちゃんには、かなり挑戦した役柄だったと

思いますが、奮闘していましたね。




そして、壮さんの活躍ぶり!

お芝居というよりは、ショーでの活躍が目覚ましくて

驚いてしまいました。2番手というより、準主役といった

扱いなんですね。退団なさるかとひやひやしていましたが

これで、残った理由がわかったような気もしますが…




ショーの花組が復活したような、躍動感あふれる舞台に

なっていました。



これから、ますます組として充実していくのを

観るのが楽しみです(*^^)v





実在の人物であり、映画でも有名な
ボニー&クライドのミュージカルを
観ました。



わたしの印象としては、この二人
強盗したり、人も殺しているけれど



結構、あっけらかんとして
明るいイメージだったのですが、



全体的に暗く地味な作品に
なっていました(汗)



主役の田代万里生さんは、
小さい頃にお父さんの舞台を
見に来ているのを何度も
見かけたので、ずいぶん
成長したな~というのが
個人的な感想(*^_^*)



ただ、彼はどうしても真面目な
印象になってしまうので、
こんな型破りな役柄は、ちょっと
合わない感じでした。



相手役の濱田さんも検討。
難しい歌も危なげなく聞けます。



女性陣では、白羽ゆりさんも
好演。彼女は本当なら、こんな
脇役で使うのはもったいない
アントワネット役者ですが、
演技力があって歌えるし、
立ち姿、動きも美しいので、
これからの活躍を期待したいです。



音楽は、フランク・ワイルドホーン。
彼はいい曲を書くときもあるけど、
けっこうはずれも多い人。



今回は、心に残る曲もなくて、
残念でした(><)



同じ「ボニー&クライド」の
ミュージカルなら、宝塚版の方が
しっとりした部分もあり、人間
関係もよく描かれていてよかったかな(汗)












東京宝塚劇場で上演中の、星組「オーシャンズ11」を

観てきました。




話題作だし、わたしは映画も見ているので、どんな感じに

仕上がっているのかと、興味津津でしたが、ストーリーや

配役うんぬんというよりも、星組のパワーさく裂という

感じでした(^O^)/





エネルギーが伝わってくるし、皆、格好いいこと(*^_^*)

ハリウッドの映画スター顔負けです~。




ちまたでは、一番人気といわれている星組の人気の秘密が

わかったような気がしました。




躍動感というか、生き生きしているというか、舞台から

発するパワーがすごいんです。失礼ながら、二番手の頃の

チエちゃんが、こんなに大化けするとは思っていませんでした(汗)




舞台を見ながら、この勢いある星組で、宝塚全体を引っ張って

いってほしいなと思ったのでした。




それにしても、東京宝塚劇場は、前に背の高い人が座ると

舞台が全然見えませんね(><) このところ、そういうことが続き、

設計上の問題を痛感しています。





ロダンとカミーユ・クローデルを

主役にすえたミュージカルです。




全体的に、ミュージカルというよりも、

ストレートプレイに音楽がついたという感じ。




皆さん、熱演でしたが、ミュージカル作品を

期待していたわたしは、ちょっとがっかり…




映画の「カミーユ・クローデル」を観たことが

ありますが、無理に音楽をつけなくても、

映画のような造りの方がよかったという印象です。




劇団四季にいたときから石丸さんは好きだったのですが

その石丸さんの舞台でも、今回はどうにも面白くなくて、

途中で出てきてしまいました。




作品によって、芝居に向いているものと

ミュージカルに向いているものがあるので、

上手に使い分けてほしいですね。





宙組の公演を観ました。



「クラシコ・イタリアーノ」は紳士服の職人さんの

世界が舞台になっていて、伝統か革新か、など

とっても共感できる部分が多い芝居でした。



仕立て屋さんの話だけあって、主役の大空さんの

スーツ姿が格好いいこと(^O^)/

本当の男性では出せない、スマートさですね♪



今回、野々さんは相手役という感じではないけれど

愛らしさが彼女にぴったりでした。



Nice Guy はまるで、退団するときのような

ショー!! (と思ったら、退団発表がありましたが…)




「坂の上の雲」の主題歌、Stand Alone を大空さんが歌って

皆が踊る場面は、いかにも宝塚らしくて、印象的でした。




あと1舞台となってしまった、大空さん。

最後まで男役をきわめてくださいね~。