最近の患者様の質問NO.1「ジェネリックってどうなん?」 | 神戸市西区 ピアノ教室 《Music Pharmacy.》内多陽子

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神戸市西区でピアノ教室をしています!2~3歳の小さなお子様からご趣味を持ちたい初めての大人の方まで幅広くレッスンしています♪音楽にアロマを取り入れて楽しくレッスン♡

神戸市西区の
ピアノ教室・音楽カウンセラー
『MUSIC PHARMACY.』 
うちだようこです。


こんばんはニコニコラブラブ

今週は今日までピアノ教室はお休み。
今日は、臨時のレッスンだけ久しぶりに
入っていました音譜



数日、生徒さんの顔を見てないと逆に
お会いした時、ほっと和みますドキドキ



お休みでも毎回、間違ってお越しになる
生徒さんもおられるようですので
お互い様なのかなww



教室がお休みでも病院勤務はいつもと変わらず。
結局、働いてるのですがあせる



たまにはその病院の話題にしますねニコニコ



勤め先の病院が電子カルテ化になって
もう1年が過ぎました。
当初はバタバタとわからないことだらけで
患者様にもご迷惑をおかけしましたが、



今では随分と待ち時間も縮小され
「私、あと何番目ー?」という患者様からの
質問が減ったように思います。




その分、最近気になる質問が急上昇…


「ジェネリックってどうなん?」
「急に薬の名前が勝手に変わってんけど」
「薬が変わってから具合が悪い」
「薬が変わってから効きが悪い気がする」

この質問、めちゃめちゃ増えてます。。。





医療費の負担を減らすために、推奨される
ジェネリック医薬品。



患者様の了承を得て処方しなければならないのに
断りなく替えられたという方も多いです。



高齢者だと思ってわからないと思うのでしょうか。
高齢者の方ほど、そういう変化には敏感です。
薬の名前が変わっただけで動揺します。



だって、何年もそのお薬を頼って生きてきている
わけですから。



先発品よりもかなり安価に販売されている
ジェネリック医薬品にはひとつの先発品に対し
多くの種類があり
メーカーさんによって名前が異なります。


ソーダーアイスで言えば
「ラムネアイス」「ガリガリ君」みたいなもの。



先発品と違うのは、金額だけでなく
特許をとっている先発品のように、
何年も研究を積み重ね、効果や副作用を調べ…
といった薬ではないということ。



そして、作用は同じと言っても
効果の持続時間はモノにより変わり、
また成分も異なるということ。



偽物…ではないけれど



似せ物…なんです。



簡単に判断せず、よくよく考えて使用するべき
だと思います。



診察室で次のような訴えが
とても多くなりました。



「お薬変わってから気分悪いし、全然効いてない気がする」

「眠剤の名前変わってから、眠れなくなった」

「何で先生、何も言ってくれずに変えたん?
恐くて飲めない。」



一番上の訴えは副作用が出現しています。
二番目の訴えは明らかに体にあっていません。
三番目の訴えは急な変更、十分な説明不足による
不安の増強です。


三番目については
ドクターは商品を処方しますが、商品の選択は
調剤薬局さんで行われるため、
ドクターはジェネリックに変更されたことを
知らないことが多いです。



次の診察日にその訴えをお聞きし、
お薬手帳をみて発覚するんです。



薬剤師さんはジェネリックへの変更を患者様に
確認されてるかもしれませんが、その場で理解が
得られないことも多いのでしょうね。



ジェネリック医薬品は、
医療費が安くなり、良い面もあります。



身体に合えばずっと使用することもできます。



でもやはり、もとの先発品と同様ではないということを知っておくべきです。



合わない場合は、お金を溝に捨てているようなもの。
速やかにドクターに報告し、
「ジェネリック不可」と処方箋に記載して
もらって下さいね。




ジェネリック医薬品への移行は安易に行わず
最大限の配慮が必要であると日々思いますニコニコ












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