おっちゃん「ジャケットの表紙を見ているだけでも懐かしいと思ってアップした」言うてはります。以下もおっちゃんの談。
 もちろん私たちなら何せ『第一次ビートルズ世代』だから、時間さえ許せば一気に全部聴いてしまってもいいくらいだが、でも今の若い人たちにはどうだろうか?
 彼らがもしビートルズファンだったらの話だが、彼らはもう『第四~第五』世代になってしまうのではないだろうか。まあ大抵の人はビートルズ全員ではなくポール個人のファンだろうけど。
 ビートルズとストーンズは出て来たときからいわゆる『リヴァプール・サウンズ』(←これは日本独自の呼び方だったらしい)の両巨頭で、彼ら以外にもリヴァプールからは『デイヴ・クラーク・ファイヴ』とかいろいろ出て来たけれど、今にして思えばみんなすぐ消えてしまった。
 
 それで、最初の頃はビートルズがお利口さんでストーンズはちょっと不良っぽいグループだといった比較のされ方をメディアからはされていたんだけど、↓ 下の3曲目『L・S・D』を聴けば一目瞭然であるように、ビートルズだってこの頃にはかなりのワルになっていたし、逆にミック・ジャガーやキースなんかはステージではかなり優等生的に可愛らしく振舞って、特にミックはゲイの連中からも熱愛されていたのだ。w
 だからこの二つのグループは、どっちが優等生でどっちが不良だったなんてことはなかった。彼らはいろんな顔を持っていたからこそ長期に亘って『アイドル』たり得たのである。











 アルバムはまだあったが取敢えずここまで。w