イイ湯ダナ新世界 外国人に銭湯指南
大阪市浪速区の新世界ラジウム温泉で25日、外国人に銭湯の魅力を伝えるイベントが開かれた。大阪市内の公衆浴場のオーナーが入浴マナーを伝授し、「日本の魅力として伝えてほしい」とアピールした。
イベントは、古代ローマと現代日本を舞台に風呂をテーマとした映画「テルマエ・ロマエ」(28日全国公開、東宝配給)をきっかけに、大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合が企画。知人や旅行客らに声を掛け、米国やイタリア、南アフリカなど6カ国から7人が参加した。
前半は講義で、同組合理事の富井治夫さん(72)が「衣服を脱いで入る」「湯船にタオルは入れない」「中では洗濯をしない」など、入浴マナーを説明した。
後半は実技で受講生らはいざ湯船に。特別にパンツを着用しての入浴だったが、「これならパンツがなくても入りたい」という声も上がっていた。
大阪市内で飲食店を経営し、銭湯は初めてというパキスタンのモハメド・アリフさん(43)は「家のシャワーと違い銭湯はすごく気持ち良い」と笑顔。日本の銭湯に100回以上通っているという南アフリカのリカード・ブレーさん(28)は「国では湯船につかる習慣はあまりないが、素晴らしいのでこれからも友人に勧めたい」と話していた。
同組合によると、公衆浴場は生活スタイルの変化などで厳しい状況にあり、府内では最盛期に2500店あったが、3月末現在で670店に減少。若年層や外国人観光客などの顧客の新規開拓が急務という。
同組合理事で新世界ラジウム温泉オーナーの田前博巳さん(50)は「新世界はまさに観光地でもあり、外国の人たちに気軽に利用してもらえるよう継続してアピールしていきたい」と話していた。
2012/04/26【大阪日日新聞】
テルマエ・ロマエ
こんだけ銭湯が注目される事はそうそうない。
日本全国各地域の温泉や銭湯ではイベントが行われるのは至極当然のことであろう(^^
が(-_-;)
我が温泉王国鹿児島ではそんな気の利いた話はまったく聞こえてこない・・・。
これが鹿児島の現状なんだよな~。
気づいていたのに、わかってたのに・・・後の祭りである。
たまたま今日、かごしまツーリズム第一人者と打ち合わせしてたんだけど
「鹿児島温泉は民間と温泉施設が共同で盛り上げていかなきゃ・・・」
で、ある企画をひそかに進行させようとしております(わらい)
ちなみに「テルマエ・ロマエ」は
4/28(土)~鹿児島ミッテ10、TOHOシネマズ与次郎で上映されます。
管理人は朝一で見に行こうと思っております。
鹿児島温泉観光課六三四城:http://kagoshimaonsen.jp/
管理人:六三四@温泉ソムリエ★★