こんばんは、実は病み上がりのむさし屋です。



いや~、相変わらず体の弱い私。

謎の病気に冒され(多分風邪)

仕事にならなくなってきたので、

病院に行くことにしました。



その病院へ行くのは3度目。

以前、お腹の調子が非常に悪かったときの診断は、

ウィルス性胃腸炎でありました。


さて、今回は・・。




---------- キリトリ ----------- 


あ、ども。よろしくおねがいします。


「はいはい、どうなさいました。」と初老の先生。


ん~、風邪っぽいんですけど、

倦怠感と頭痛・・・あと、

コレが一番酷いんですけど・・・舌の先に出来た口内炎。



「あ~、下痢はどうです?」(汚い話ですんません。)



ん~、2,3日前に少し・・。



「一日どれくらい?」



あ~、2,3回だったと思います。



「熱は?」



計ってないっス。



すると体温計を渡され、計ってみると平熱。





「軽いウィルス性胃腸炎ですね。」





ホントか?!



う~む、なんでもかんでもウィルス性胃腸炎なんですか?

私の体はウィルスに蝕まれてますかそうですか。



まぁいい、どうやら先生によると、

もう山は過ぎているので、明日にはよくなるらしい。。。





と聞いたのが2日前。




未だにダルいよ先生。明らかに良くなってないよ。




しかも、今回一番キツイ病状って言った口内炎に関して、

「軟膏とうがい薬出しときますからね~」

と言ってたのに、


軟膏もうがい薬も入って無い。

イソジンガーグルくれよ、先生!


なのに、それ以外の薬は計4種類処方され、

内容を調べてみると全て腸関係の薬だ。


う~む、なんか騙された気分。



---------- キリトリ ----------- 



さて、そんなこんなで、

家に居るときはグッタリしているむさし屋ですが、

最近グッタリしているときにはまっているのが

【ER~緊急救命室~】

です。

いや~、こういった海外物のドラマって、

見るとはまります。

これ以外にも、

【24】とか、すごく面白い。

まぁ、24についてはまた別の機会に書くとしまして、

今日はERの話題に終始しましょう。



さて、このER

シカゴにある病院の救急病棟が題材のドラマなんですが、

結構リアルな設定らしく、見ていて飽きません。

私は医療関係者ではありませんので、

どれくらいリアルかは正直わかりませんが、

あ~、これが外国の医療現場なのかな~、

と、納得させられてしまう作りになっています。



そんなERのむさし屋的おすすめ度は

★★★★★★★☆☆☆

くらいでしょうか。

まず、血がダメな人はちょっとキツイかもしれません。

あと、当然ですがヒーロー物ではありませんので、

失敗もあり、人も死にます。

そういうのがダメな人は止めといたほうが無難です。




現在、シリーズは10まで放送されているのですが、

各シリーズ中、6,7人程度のメインキャストが存在し、

誰が主人公ということはなく、各人それぞれにスポットがあたり、

話は複雑に絡み合います。

それがとても面白い。

日本にはあまり無い形式のドラマですね。



各治療室ではそれぞれが重病患者を扱い、

その合間には仕事がOFFの人の話も流れ、

ある人は恋人とデートなんてことも。



いや~、外国の医療現場が

リアルに再現されていると素直に捕らえると、

皆、緊急患者の治療中にプライベートの話をするは、

待合室で踊るは曲は流すはやりたい放題。


日本だったら間違いなく訴えられます。



貞操観念も低く、あっちでくっつく

こっちでくっつく、

病院の空き室でXXXなんてことも。。。

やはり、


日本の医療現場だったら訴えられます。





しかし、この作品は考えさせられます。

医療のありかたについて。



上に書きました、

アフォとも言える描写も多いですが、

医療に関しては真摯に描かれていると思います。



マンガのように全ての人が助かるわけではありません。

どんなに努力しても助からない人は沢山いますし

病院に着いたときには既に息を引き取っている人もいます。



しかし、そういった患者に対して、

医者達は最後まで生をとりもどそうと一生懸命です。

時にはふて腐れてるときもありますが、

そりゃ人間ですから仕方ない・・。



とは言っても、何千人、何万人の人を治療する上で、

失敗は許されません。

医療ミスは、最悪の場合患者を死に至らしめます。

ドラマ中でも、何度か医療ミスが発生し、問題となります。



このERを見ていて思ったことは、

あぁ、あれだけ多くの患者を相手にすれば、

医療ミスをしても、仕方ないんじゃないか

ということ。



私達社会人は、大抵の人が

どこかで手を抜く術を得ているはずです。

そして、その結果何かミスが発生しても

多くの場合、リカバリーが効くはずです。



しかし、医療現場は、

手を抜けば、それは人の生命に関わってきます。




私たち一般的な社会人と比べ、

数倍、数十倍のプレッシャーの中で

仕事をされているのではないでしょうか。

心から敬服します、医療に関わる方達。




単なる医療現場を真似っこしたものではない、

それが私から見たERです。



---------- キリトリ ----------- 






・・・とは言っても、



出すと言った軟膏とうがい薬、

せめてどっちか出しておくれよ。




患者の立場から思いっきり医療ミスはイヤだと思った

                  むさし屋。