洋食 みしな(京都高台寺) ~ 締めはお茶漬けの正統派洋食 ~
休日、京都に出掛けました。
まずは、清水寺や八坂の塔のある清水坂を散歩しながら、お昼ご飯。
今日の日中の気温は36℃くらい 雲が沸き立つ青空が綺麗です。
お店の屋根の部分からひんやりした水の霧吹き。これは良いアイデアです(^∇^)
様々なお店が軒を連ねる、二寧坂。ガイドブックや地図などでは二年坂と表記されていることが多いですが、こちらが正式な名称。
その二寧坂の路地裏に、ランチを予定しているお店があります。
洋食の店、みしな。舞妓さんも通う洋食屋さんです。
祇園に洋食の名店、“つぼさか”というお店があったそうですが、その創業者の娘夫婦とお母さんが切り盛りをしています。
カウンター10席のみの店内。
厨房との距離が近いため、出来たてアツアツの洋食が期待できそうです
冷たい、ビシソワーズ。じゃが芋の冷製スープ。
真ん中は、コンソメのジュレ。
スプーンで軽く掻き混ぜて頂きます。
キンキンに冷えていて、滑らかな食感です。味わいもすごく濃厚です(^∇^)
カニクリームコロッケと海老フライの盛り合わせ。
海老フライは2匹付き。胴の部分が、ふっくらしています。
キメの細かいパン粉が丁寧に被せられ、美味しそうに揚がっています
こちらもふっくらした、小判型のカニクリームコロッケ。
トマトソースのキラキラした照りが美味しそうです(*^▽^*)
ポテトサラダ。
細かく砕いた卵の白身や胡瓜などの野菜が入っていて、付け合せとしてではなく、1品のおかずとして食べられます。
キャベツの塩揉み。
適度に塩分がなじんでいて、シャキシャキした歯触りも良いです。
地元の清水焼きのタルタスソースを入れているピッチャー。
タルタルソースは、さらさらしていて柔らかいです。中に入っている玉葱などの具材も口当たりが柔らかいです。
風味はくどすぎず酸味もまろやかで、味わいが繊細なソースです。
海老フライを中心部にナイフを入れて、びっくりしました
最初出てきた時に全体に丸みを帯びてふっくらした形をしていたため、衣は厚めだと思っていました。
それが薄衣なんです 肉厚でプリプリの海老フライ。
トロトロの柔らかいタルタルソースと良く合います。 海老が甘い!!(^∇^)
コロッケのほうは、粗めに裂いたカニの身がベシャメルソースの中にたっぷり入っています。
お店の方にお伺いした所、カニの身はタラバガニを使用しているそうです。どうりでカニの甘みと味わいが良く出ている訳ですね(^∇^)
さらに、ベシャメルソースは濃厚です。目をつぶって、フォークの先に付いたごく少量のソースを口に運んでも、脳に旨味が感知されそうな濃厚さです。
おそらくベシャメルソースだけではなく、カニから出てくる旨みや塩分も影響しているのだろうと思います
最後はお茶漬けで締めるのが、みしな流。
こちらが、お茶漬けセット。
白ご飯とお漬け物。奥に2つの塗りの豆皿はお茶漬けに入れる薬味で、茎若芽の佃煮と、ちりめん山椒。
まず、ご飯の上に茎若芽の佃煮を載せます。
佃煮は、それだけで食べても柔らかくて美味しいです。
続いて、ちりめん山椒をまんべんなく、まぶします。
最後に熱々の煎茶を注ぎます。
お茶にちりめんと茎若芽の醤油の風味が溶け込み、山椒の風味も爽やかです(*^▽^*)
【 洋食の店 みしな 】
住所 : 京都府京都市東山区高台寺二寧坂畔 地図
電話 : 075-551-5561
営業時間 : 昼 12:00~14:30(ラストオーダー)
夜 17:00~19:30(ラストオーダー)
定休日 : 水曜日、第1・3木曜日
海老フライとカニクリームコロッケの盛り合わせ 2,600円。ビシソワーズ 1,000円。
みしなの前身の洋食店 つぼさかは、谷崎潤一郎も定期的に通った名店。
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