父の体調がここんとこずっと悪くて
入院することになりました。
まず痛みがひどくて。
そして食欲が全然なくて一日二食。一回の食事は三口で終了。
そんなんで体力はどんどん落ちてゆき
体重も落ちてゆき
父の介護をしているときに
身体の細さ（特に脚）に内心少し驚いてしまいました。
比較的身長も高めでガタイもしっかりめだった父は
すっかり腕も脚もわたしなんかより細くなってしまいました。（わたしは太めではあるけど…ほっといてくれぃ）
父も入院は嫌だと言っていたのに
母にごはんたべないとまた入院になっちゃうよと言われ
この間は
「入院する」
と口にした父。
あんなに入院は嫌だと言っていたのに。
驚きとショックと。
でも今回入院できてよかったなって。
点滴で栄養入れられるし。
24時間看護士さんがいる環境で安心もできて
母も少し気休めにもなるのかなと。
母もごはん食べさせるのに必死になってたみたいで
父が部屋で転倒してしまわないかずっと心配しちゃうって言ってたし
夜は父の痛みのうなり声で母も起きるっていうし
母も自分の労り時間になれば。
老人が老人を介護ってほんと過酷だなと感じるのです。
うちはまだ77歳の両親だけども
80代、90代で介護してる人もいるもんね。
仕方ないことなんだけどどうにかならないかなと思っちゃう。
最近の検査で
父は骨にも癌が転移していることが明らかになり
これまで飲んでいた薬はもう効かなくなってしまったがゆえの
腰の痛みだったと考えられるそうで
今後痛み緩和はモルヒネを使うことに。
モルヒネも量を調整して使用していくのだそう。
ずっと長い間痛みに苦しむ父の顔をみてきたので
いまはモルヒネを使うことで痛みが和らぐならいいことかなと思います。
いろいろネット検索しちゃうと
不安がどんどん大きくなるので
医者を信じていくしかないなと。
父は昔から自分の感情をあまり出さない人で
それはいまも同じで
どこが痛いとか
身体の変化とか
いまの気持ちとか
話してくれなくて
いまどんな気持ちでいるのかわからないけど
不安なのだろうなと思います。
自分だったら
長く続く痛みと
自分の身体のさまざまな変化と
これからのこととか考えたら
不安と恐怖と申し訳ない気持ちとかで
感情はぐちゃぐちゃになると思う。
両親といっしょに住みたい。
毎日会いたい。
毎日親のことばかり考える。
子育てと介護。
子どものことも親のことも。
わたしもしっかりしなくては。
