前回は、武蔵野高等学校での奨学金入試について書かせていただきました。今回は同様な制度が武蔵野中学校にもございますので、その点についてご紹介いたします。


 武蔵野高等学校と同様に、名称は「MPSS(Musashino Premiun Scholorship)」と言います。

 こちらも単願・併願を問わず受験可能です。

☆詳しくは、こちらのホームページと生徒募集要項をご覧くださいませ。


 もう少し踏み込んでご紹介いたしますと、

 武蔵野中学校の通常入試は、国語と算数の2科目のみですが、MPSSは社会と理科を合わせた4科目の入試となります。


 まずは、武蔵野中学校では「2月1日の午後」にもMPSSの入試受験が可能です。

 第一志望の中学校さんを午前中に受験なさった後でお疲れはあると思いますが、午後にMPSSで腕試しが出来るという機会を設けることは、チャンスが広がるだけでなく、第一志望を落ちてから慌てるという危険性も軽減するので、受験生の皆さんには大変好評のようです。


 また、MPSS合格者の方には手続きを約2週間お待ちいたします。

 武蔵野中学校には二次募集はありませんが、他の中学校の二次募集ギリギリまで悩みたいという受験生の声にお応えして、それだけのレベルで頑張った方にはそれを評価して認める為に、延長を設けました。

 通常の私立中学校さんでは、奨学金入試を受ける受験生はそれだけ色々と沢山の中学校を検討しているという意味で、むしろ待たないで決めさせようという傾向もあるとお聞きしています。

 中学校が減免をしてあげるのだから、それくらい当然だ。という考えもわかりますが、武蔵野では高等学校のMPSSの記事で述べたように、そういう趣旨で奨学金入試を考えた訳ではありませんので、現状に合わせて出来る配慮は最大限努力するという考え方で臨んでいます。

☆当ブログ、武蔵野高等学校のMPSSの記事については、こちらをご覧ください。

 
 そして最大の魅力は、社会と理科について、毎年テーマを絞って出題をするという形になっていることです。

 詳しくは、練成会でお話しをしておりますので、そちらにお越しくださると有難いです。

 また、どうしても練成会に参加出来ない場合は、恐縮ですがご連絡の上ご来校いただければ、担当の教員が個別にご説明いたします。

☆当ブログ、中学校練成会の記事については、こちらをご覧ください。

 つまり、問題をお教えすることは出来ませんが、難易度も幾分高い問題ではあっても、テーマや領域が明確であらば、かなり対応することは可能であるという意味で、わかりやすく出来ています。


 更に、これも中学校練成会の記事で詳述いたしましたが、問題を作成する際に、中学校での授業内容を踏まえて「このような力を見たい」ということを考慮した設問を工夫しているのは、一般受験ばかりでなくMPSSも同じことですので、どのような分野の力をどのように付ければ、受験問題に対応しやすいかを感じ取ることが出来るのです。

 毎年、練成会を受けたから受験の点数が上がったとまでは言っていただけないものの、練成会がきっかけとなり勉強を絞り込めたとか、練成会をきっかけに気持ちや意欲が整理されたという、有難いお声をいただけています。


 中学校受験の志望校は、本命はすぐに決まるけれども、対抗や押さえの中学校は中々決められないというお声もよくお聞きします。

 武蔵野では、実力ある受験生の皆さんが、趣旨をご理解いただき、人生でたった一度の中学校受験を悔いなく乗り越えていただく為に、細かい配慮を積み重ねております。

 是非、武蔵野中学校のMPSSにもご挑戦いただけることを楽しみにしています。


☆武蔵野中学校の説明会等の説明ページは、こちらです。

☆武蔵野中学校、練成会についての説明ページは、こちらです。

☆武蔵野中学校の入試要項概略についての説明ページは、こちらです。

☆武蔵野中学校のホームページは、こちらです。