大事なことの探し方 | "学者への道"

"学者への道"

ドイツ研究生活を舞台にした生物学者の奮闘記。"学者への道" in Arizona、"学者への道" in California Berkeleyの続編ブログです。

友達:“How are you?”

自分:“I’m okay”

友達:“Just okay?”


普段は、調子が悪かろうが良かろうが”I’m good”って答えるんですが、

仕事が思うように進んでいなかったので、

正直に答えてみたら友達に心配をかけました。

だから、最近はHow are you?って聞かれたら、

“I’m super”

って答えるようにしてるDr.Tです(笑)



いろんな人から疲れてるねって言われると、

疲れてなくても本当に疲れてるんじゃないかと錯覚するのと同じように、

いろんな人にスーパーだって言い続けると、

不思議と幸せな気持ちになれます。笑

ちょっと恥ずかしいですが、騙されたと思ってお試しください。



さて、4月25日の進級試験までに、

群集生態学、系統地理学、集団遺伝学、微生物生態学という、

難しそうな分野を勉強しないといけないのですが、

大学でも大学院でもこの分野のクラスをとったことないし(集団遺伝学以外)、

今までちゃんと勉強する機会がなかった未知の分野たち。

さてどうするか?



まずやったことは、

図書館に行って、複数の教科書の目次を見比べる。

いろんな人が書いた教科書の目次に頻繁にでてきた単語や考えは、

きっと大事だろうってわかる。



大事だと思ったトピックをさらに深く勉強していくと、

一つの分野に関係なく全分野に共通する考え方が存在することに気づく。

全部の分野で頻繁に出てくる考え方は、

きっともっと大事なんだろうってわかる。



いろんな分野から支持された考え方や理論が、

自分の研究のデータを説明できたりすると、

万物の真理かもしれないって、

一人で盛り上ったりできます(笑)



何がいいたかったのかというと、

新しいことを勉強するとき大事なのことは、

細かいことは気にせずに、

まず頻繁にでてくるものから勉強することで、

何が大事なのか探すことなのかもしれません。



例えば、

英語が話せるようになりたいなら、頻繁に使われる表現や単語から学べばいいのかも。海外ドラマや映画をいっぱい見て、頻繁に使われている表現が日常会話に大事だったり。頻繁に使う表現から勉強するのは赤ちゃんが言語を覚えるのと同じ原理なのが証拠。


自炊できるようになりたいなら、頻繁に使われてる調味料や料理方法から学べばいいのかも。クックパットのレシピをいっぱい見て、頻繁に使われてる、ダシになるもの(本ダシ、鶏ガラ)と具材(肉、魚、野菜)と炭水化物(ごはんやパスタなど)を組み合わせれば料理になるのが証拠。


人生で成功できるようになりたいなら、成功者が頻繁に使ってる生き方を学べばいいのかも。映画、ドラマ、小説、自伝、マンガで、主人公が共通して行っている行動とか、セリフとか、生きる上で大事なことなのかも。逆にかわいそうなキャラが頻繁に行っている行動やセリフはマネしないほうがいいのが証拠。



自分が目指したいと思える人間は、

みんな今を楽しんでる。

楽しむためにみんな頑張ってる。



だから、

ただひたすら遊んで楽しんでるのもかっこよくないし、

ただひたすら勉強して頑張ってるのもかっこよくない。

だれよりも頑張ってるくせに楽しんでるやつがカッコイイ。



最近の自分が忘れてたこと。

自分の尊敬する人たちに共通することが、

弱い自分も、強い自分も、認めて、好きになって、

本気で今を楽しめてしまうことなら、

きっとそれは今の自分にとってすごく大事なこと。



ということで、

勉強を休憩し、

ブログを書き、

今からアリゾナからバークレーに遊びにきている友達と飲みに出かけてきます(笑)

今をちゃんと楽しまなくちゃね≧(´▽`)≦