自分の中の3大フィーバー | "学者への道" in Arizona

自分の中の3大フィーバー

高校でコーチもいない硬式テニス部に入り初めてラケットを握り、

大学ではテニスサークルでラケットとアルコールのピッチャーを握り、

週末は親のおじさんテニスに参加させてもらい、

なんだかんだ日本で7年間ほどテニスをしてきました。



ツーソンではテニス仲間だった友達(軟式テニス九州代表レベル)が卒業して以来、

なかなかテニスをする機会がなく、

モヤモヤしながら過ごしていたツーソン4年目!

ついに奇跡が起ったのです。



なんと飲み会で出会った訓練のためツーソンに来ている航空自衛隊のパイロットが、

なんと高校時代に毎年練習試合をしていた相手高校のキャプテンであり、

なんと年齢も26歳とタメで、日本の地元もかなり近いという、

奇跡。



彼はアメリカに来てからもテニススクールなどでバリバリテニスをやっており、

スクールのトーナメントにアリゾナ日本代表としてダブルスを組んで出場しようということに。

そりゃもう張り切って先週の金曜日に行ってきました!

会場はこんなところ。

"学者への道" in Arizona

山のふもとのリゾートです。

トーナメント形式で、8ゲーム1セットマッチ。



一試合目の相手は、高校生の白人ペア。

相手の一人はサーブは左で打って、ストロークは右で打つ不思議ちゃんだったけど、

めっちゃ強い。

序盤リードを許すも、逆転しはじめ、

8-8にもつれ、

タイブレーク(7点先取)に!

一試合目からの熱戦に会場全体の注目の中、

見事に第一試合勝利!



これで力つきたのか、

二試合目はインド人ペアに5-8で負けてしまったという。( ̄_ ̄ i)

日本食レストランで反省会をしました(笑)



練習でできることが試合できない歯痒さ、

どんな手をつかってでも勝ってやろうという執念、

もっと強くなりたいという気持ち。



しばらく試合をしてなかったこともあり、

久々のテニスで、スポーツの魅力を思い出し、

自分の中で今テニスフィーバーです。



無駄に筋トレをはじめたり、朝走ってやろうかというモチベーションです。

毎週水曜日の夜は5ドルで参加できるテニスグループも紹介してもらい、

学科の大学院のテニス経験者である後輩を説得し大学内のトーナメントにも登録しました(笑)



もう一つフィーバーしているのは水彩画です。

年明けにプロのアーティストに水彩画を直々に指導してもらい、

水彩画の本「Step by Step Water Color Painting, The Alexander Brothers」まで貸してくれてたこともあり、



土曜日に高校の美術のクラス以来、「教科書通り」に絵を描いてみました。

どこから色を付けるのか、

何色にするのか、

すべて本に書いてあるから、

そのように描いてみる。



サンセットシーン

"学者への道" in Arizona


グラスとメタル

"学者への道" in Arizona


セピア:なぞのおじさん

"学者への道" in Arizona


セピア:なぞのおねえさん

"学者への道" in Arizona



ずっと虫とか動物描いて来たから、

人物画なんて避け続けてきたけど、

教科書に沿ったら意外と描けた( ・(ェ)・)



この程度の水彩画なら全然時間かからないし、

色を自由に作れる水彩画の雰囲気は気に入ったし、

この技術をつかっていろいろ試してやろうと、

今、水彩画フィーバー。



でも今、本当のフィーバーは、研究

月曜日も休みで3連休だったんだけど、

金曜:テニス

土曜日:お絵描き

ときてまったりしてたら、

「あっ、火曜日に研究のプレゼンだった」

ってことを思い出し(笑)

日曜日と月曜日:研究 only



今回のプレゼンの目的は、自分の研究結果をどう分析すればいいかフィードバックをもらうこと。

もし本当に野生のネズミさんの腸内細菌に大発見が隠されているなら、

さっさと分析して、他のグループより先に論文として発表しなくてはならない。



その可能性を秘めている結果であることがわかってるだけに、

ひたすらヒトや実験マウスの腸内細菌論文を読みあさって結果を比較したり、

何かもっとおもしろいパターンが隠されているんじゃないかって統計分析をやりまっくたら、

結果のスライドがあふれかえって何をプレゼンしていいのかわからなくなったり(笑)



いつもは結果スライドが足りないので、

データの量にてんやわんやするのは嬉しい悩みです。



「終わらぬ夢がお前たちの導き手ならば、越えて行け! 己が信念の旗の元に」
(ワンピースより)



よく学び、よく遊べ。

もっとテニス強くなりたいし、

もっと水彩画をうまくなりたいし、

もっとみんなが驚くような科学をしたいし、

もっと仲間と飲んで騒ぎたい。



それが自分の信念なら、

その旗の元に、

全力を尽くすのみじゃい。