好きなことを続ける力 | "学者への道" in Arizona

好きなことを続ける力

手がすべって、車内にネズミを逃がしてしまった、Dr.Tです。笑

車の後部座席、トランクにトラップをしかけていますが、

未だに見つかっておらず。。。(^▽^;)



ボスから居残り指令を受けたブラジル人Fと自分ですが、

3日間で37匹と、目標としていた数のネズミを捕り終えました。

γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ




思えば苦労の連続でした。

標的としているハツカネズミではない小型哺乳類が捕れてしまったり、

"学者への道" in Arizona

ヒミズという食虫類です。



はたまた哺乳類を通り越して、カエルが捕れてしまったり、笑

"学者への道" in Arizona



人の敷地内に勝手に入って、見知らぬドアをたたき、ネズミを訪ねる毎日。

留守だったり、話すら聞いてもらえず断れたりすることが連続すると、

心が折れそうになり、癒しを求め意味の無い写真を撮ってしまったり。

"学者への道" in Arizona




それでもここまでこれたのは、

いろんな人との出会い、

"学者への道" in Arizona

"学者への道" in Arizona



そして、「今やっていることを続けたい」という、

と強い想いがあったから。




自分は子供のころから昆虫などいじっていたので、周りから、

「おまえは好きなものがあっていいよな」

とか、高校の進路を決める時期には、

「好きなものがあると進路選ぶの簡単でいいよな」

ってよく言われました。



でも、 自分が本当に何が好きかなんて、どうやったらわかるのか?

昔からずっと疑問でした。

だって自分は、スポーツも、絵を描くことも、テレビゲームも、料理すること、おしゃべりも大好きな、超欲張り人間。

そこから一つ、科学を選んだのはいいけど、

壁や不安にぶちあたると、

自分は本当にこれが好きなのか?

ってわからなくなることが今までたくさんありました。



一度これが好きだと公言してしまうと、

他人からも、自分からも、逃げ道がなくなります。

だから「好きなもの」を続けるために、

よく好きなものを続ける理由を見つけて、自分を説得してきました(笑)

でも今は不思議とそんな理由は必要なくなりました。



「今やっていることを続けたい。」



今はこの学者への道をただ続けたいと思える。

泥臭くて、汗臭くて、いつも走りまわっている 道。

サボったり、手を抜く、ということが通用しない 道。

PhDをとったってその先の保証はない、リスキーな道。

体力的にも精神的にも極限まで追いつめられる道。



それでも、

バカみたいに必死になれる自分が好きだったり。

頑張れば頑張るだけ結果が返ってくるところが好きだったり。

いくつになっても挑戦者であり続けていられるところが好きだったり。

自分の持ってる能力をすべて使って、さらに高いものに手を伸ばしている感覚がたまらない。




時には無理矢理でも、ここまで好きなことを続けてきた自分に感謝。

そして好きなことを続けさせてくれた周りの人達に感謝。

この調査を終えて、これからも好きなことを続けていく勇気がまた一つもらえたような気がします。




宣伝ですが、

自分と顔の良く似たある若者が好きなことに向かって歩き出したブログ(ホシノドリームズプロジェクト )があるのでよかったら見てみてください。

実はこのブログがきっかけで、改めて「好きなこと」について考えさせられました。



一度きりの人生。

夢を叶えた後より、

夢を追い続けるプロセスほど、

幸せなことはないのかもしれない。

そんなことを感じていますヾ( ´ー`)



明日からまる三日間かけて、

カナダからアリゾナまで、

車内一人カラオケの旅へ(笑)

はしゃぎすぎて事故を起こさないよう頑張ります。

"学者への道" in Arizona