こんにちは!TOOLBOXの室本です。


wetタイヤテストin美浜サーキット

前回の幸田サーキットではシバタイヤTW200Tが絶好調!って感じでしたが果たして今回は?

コンディションはほぼずっとWET。
川ができるかできないか?ってくらいの雨量です。
(一部水溜りはありました)


最初のタイヤはヴァリノVR 08GPニューマニヤリ
サイズは205/50-16
路面温度は11.8℃

コースイン初期は少し不安感がありましたが、フェニックス辺りではボチボチ安定グリップグッ
この後グリップが大きく変わることがなく3周走行。

1周目のタイムは53秒684

A052の1周目が53秒582だった事を踏まえるとなかなか優秀ニコニコ

走行前のタイヤ温度
右前:13.5℃
左前:16.5℃
右後:12.0℃
左後:12.8℃

3周アタック後のタイヤ温度
右前:24.2℃(+10.7℃)
左前:29.1℃(+12.6℃)
右後:17.3℃(+5.3℃)
左後:19.9℃(+7.1℃)
フロント温度上昇の平均+11.6℃

しっかりウェットな路面でも発熱はする様です。
その後数周走って出たベストは

52秒422

一番最初って事もあり徐々にタイムアップしていた事を踏まえると、まだまだタイムは出そうでしたが…

リアに履いてるA052(195/55-15)がグリップ良すぎて思う様に動かずアセアセ
タイヤを変えればもっと走りやすかったでしょうけど、比較的には…

A052程ではないタラー

という結果です。



2番目のタイヤはシバタイヤTW 200T❗️
サイズは205/50-16
路面温度は8.8℃

先日の幸田での好感触からかなり期待していましたが…

ちゃんとシバ200って感じでしたアセアセ

コースイン前後から分かるグリップの悪さガーン

でもバックストレートエンドくらいでは変化を感じ始めました。

しかし・・・

 

 

その後グリップが増す感じはありませんショボーン


走行前のタイヤ温度
右前:12.7℃
左前:11.8℃
右後:14.4℃
左後:14.9℃

3周アタック後のタイヤ温度
右前:25.1℃(+12.4℃)
左前:28.5℃(+16.7℃)
右後:19.8℃(+5.4℃)
左後:20.3℃(+5.4℃)
フロント温度上昇の平均+14.6℃

グリップが大きく変わることがなく3周走行。

1周目のタイムは56秒853

タイムを見るまでもないくらいニューマの方が優秀ですアセアセ

3周アタック後のタイヤ温度は13℃程。
しっかりウェットな路面でも発熱はする様です。
その後数周走って出たベストは

55秒334

ステアリング応答が弱いのは常で、ブレーキも詰められないのですが…

ブレーキング初期の引っ掛かり感はニューマより良かったグッ


“コシが弱いタイヤ”


って認識をずっとしていましたが、とある方から

「このタイヤは硬いね」

って言われた事が理解できた気がしますショボーン


どの様にコンパウンドが変わっているかは分かりませんが、従来のTW 200は

 

「タイヤ温度が50℃以上でグリップする」

 

はずなので、そこに変化が無ければこの環境ではグリップしないはず。
それでも今までと違い

 

「初期に引っ掛かる」

 

 

感じがあったという事は…


このタイヤの従来品に対しての”グリップ感“はゴムの柔らかさ由来では無く、タイヤ自体の剛性の柔らかさが影響しているのかも?


そう考えると従来品のTW200Sは200Tと比べて剛性が高く、タイヤを変形させるには相当な入力が必要なのかも?

だとしたら「縦はやたら食う」と言うのにも納得がいきます。


いずれにしても「ウェットは苦手」は継承している模様ですタラー



3番目のタイヤはみんな大好きA052❗️
サイズは205/50-16
路面温度は11.7℃
ジムカーナで使ってても安定の性能でいつも助けられてますウインク

コースイン直後のグリップは前の2種類より高く、やっぱりウェットでの信頼性は一番良いですグッ

1周目のタイムは53秒582

タイム的にはニューマと大差は無いですが、ココは乗り方の問題だったかも?

走行前のタイヤ温度
右前:12.3℃
左前:15.7℃
右後:14.2℃
左後:15.6℃

3周アタック後のタイヤ温度
右前:26.1℃(+13.8℃)
左前:23.5℃(+7.8℃)
右後:15.4℃(+1.2℃)
左後:17.3℃(+1.7℃)
フロント温度上昇の平均+10.8℃

3周アタック後のタイヤ温度は12℃程。
ウェット時の発熱って基準点が無く比較しづらいですが、

シバ200TやヴァリノVR 08GPニューマとの差は然程無いように思います。

その後数周走って出たベストは

50秒924

まぁ当然と言えば当然の結果ですねアセアセ

根本的なグリップ感はニューマでは敵わないと思われますが、操作性はニューマも悪くなかったですグッ
もう少しリアタイヤが動かせたら結果は違ったんでしょうけどね。

でもこれだけ浅溝でウェットでの性能が高いのは謎です。




最後のタイヤはヴァリノVR08GPスポーツ❗️
サイズは205/50-16
路面温度は12.9℃

TW300のライフ重視のタイヤ

コースイン直後からやはりグリップ感は薄いですが…

ステアリングの応答は意外と良いですグッ
グリップ感に変化は感じませんが、シバ200Tよりは全然曲がれる感じです。

1周目のタイムは57秒535

シバ200Tの56秒863より遅いタイムアセアセ
走行前のタイヤ温度
右前:14.6℃
左前:18.6℃
右後:14.5℃
左後:16.3℃

3周アタック後のタイヤ温度
右前:20.0℃(+5.4℃)
左前:23.9℃(+5.3℃)
右後:19.4℃(+4.9℃)
左後:17.5℃(+1.2℃)
フロント温度上昇の平均+5.4℃

変化を感じなかったのはそもそもタイヤが温まってなかった事が原因?

その後数周走って出たベストは

56秒994

シバ200Tの55秒334より遅い結果でしたが、ニューマ同様にリアのA052(195/55-15)のグリップが高すぎて思う様に動かせなかったのが要因ショボーン


リアにも同様のタイヤが入っていたら結果は随分違ったかも?

いずれにしても、非常にバランスが良いタイヤグッ


街乗りからサーキットまでという使い方にはオススメなタイヤですウインク



と言う事で今回の結果は、
1. A052 : 50秒924
2. ニューマ: 52秒422
3. シバ200T: 55秒334
4. スポーツ: 56秒994

間違いなくA052が優秀グッ

ソコに近い存在としてVR08GPニューマ

ウェットでは良いとこ無し(200Sよりはマシ?)のシバタイヤTW200T

タイムは出ないけどコントロールしやすいVR08GPスポーツ

といった印象でした。

今回のテストで意外な事も見えてきましたグッ

普段はなかなか出来ないウェットでの性能比較

皆さんのタイヤ選びの参考になれば幸いですウインク

今回テストした
ヴァリノVR08GP、
シバタイヤ、
ADVAN A052
TOOLBOXでも販売していますので是非ご利用ください!



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