監督:ピーター・ミュラン 出演:ノーラ=ジェーン・ヌーン、アンヌ=マリー・ダフ、アクセル・ハート


ストーリー:1964年、アイルランド、ダブリン。マグダレン修道院に、時を同じくして3人の少女が収容される。孤児バーナデットはその美しさで周囲の少年たちの目を惹きつけてしまうことが、マーガレットは従兄弟にレイプされたことが、そしてローズは未婚のまま赤ん坊を産んだことがそれぞれ“罪”とされたのだった。彼女たちは、修道院を管理する修道女たちに性悪女と決めつけられ、祈りと労働によって神に奉仕し“罪”を悔い改めるよう言われるのだった。しかしそこで彼女たちを待っていたのは、過酷な労働と自由の一切ない刑務所以上に非人間的な環境だった。


コメント:アイルランドの歴史には宗教が関わってくる。弱い貧しい人々が宗教にすがりつき、また性悪という理由で囚人のように扱われるものすごい奇妙な映画に映りました。これが事実なのチラッと聞き、また未だに賠償もしていない。カトリックからすれば憤慨しているのかもしれないですね。

主に3人の女性が様々な罪と言われることをして修道院にいれられるんやけどどれもアホですよ。

レイプされた被害者、モテる女、未婚の母親・・・今の現代社会に置き換えたら修道院が足りなくなってしまうわ。悲しいカトリックの汚点であり、告発の映画。


評価★★★☆☆