「7月4日に生まれて」。終戦から60年経つ今現在、憲法第9条、自衛隊派遣やら未だそんなニュースも飛び交う今日この頃。監督は自らもベトナム戦争経験者のオリバー・ストーン。ベトナム戦争から帰還した兵士の苦悩、挫折や混迷がリアルに伝わる映画でした。戦争はいかに無意味なことか。そして戦争を通して冷やかな周囲の反応。今までの戦争映画よりも一歩踏み込んで訴えかける秀作ですわ。これ以降、この類の映画も多くなったわな。


オリバー・ストーンは好き嫌いはっきり分かれるけど、個人的には好きですよ。トム・クルーズもこれはまともに見れたかな。


評価(★★★★☆)