HIVがAIDSの原因でないとなると、原因は何なのでしょう?
一般常識では、HIVがAIDSを引き起こし、AIDSが死を引き起こす、とされています。そしてこの説は絶え間ないメディア報道と、この説を支
持する研究内容しか出版しないように厳しくコントロールされた出版環境によって、一般の人々に信じ続けられています。しかし問題は、科学的に見るとこの説
を支持することは不可能だ、という点なのです。
まず第一に、私達がAIDSと呼んでいるもの自体、ある特定の1つの病気ではない可能性が挙げられます。これは、リスク区分に該当する人々が、似
たような荒れた生活環境の結果として自分の免疫系を破壊していまい、似たような死に方をしている、というだけなのかもしれません。
Laurie Garrettも指摘していますが、サンフランシスコやニューヨークに住むゲイの人々の多くは、80年代にAIDSが「発見」され
てからもあまり変わらないライフスタイルで生活しています。[223]避妊道具も使わず、多数のセックスパートナーを持ち、食生活も荒れていて、亜硝酸ア
ミルや他のパーティードラッグを集団で摂取し、抗生物質剤や他の処方薬をつづけざまに使用し、水分不足、栄養不足など-これら1つだけでも、深刻な免疫抑
制の原因になるものですが、これらを全て行なえば、免疫系を全滅させてしまうことだってありえます。そしてこれが、AIDSの実態なのです。体があまりに
も困惑し、栄養不足で毒に溢れているせいで、外部からの侵入物と自らの毒された細胞との見分けが付かなくなってしまうのです。そのため、体は自らを攻撃し
はじめます。
その他のハイリスク区分に該当する人々も、同じです。貧困、IVドラッグ依存者、体を毒するライフスタイル-これらが免疫系を病的に低下させてし
まい、それで全てはおしまい、というわけです。
80年代においては、AIDSはライフスタイルが原因の病気でした。しかし90年代においても、AIDSは同じくらいの頻度でAZTなどのドラッ
グが原因になっている、とNullは示しています。
AIDS関連の薬が引き起こすようなダメージを、HIVだけで引き起こすことは絶対無理です。でも、AIDSはだんだんと悪化し、死に至る病気と
されていますから、どれが病気の症状で、どれがAIDSの薬による副作用かを区別しようとする人はいないでしょう。[165]これこそ、理想の市場商品で
はありませんか!
AIDSで死亡する人よりは、AZTドラッグが原因で死亡する人のほうが多いと言えます。現在、AIDS患者の死亡原因のうち、最大の要因は
AZTなどのAIDS薬を使用した結果、肝臓がやられてしまうというものです。(World AIDS Conference,[130])
製薬会社や、FDAとNIH機関にいる製薬会社側の役員達からの絶え間ない圧力を受け、AZTはいまや、反論の余地もない確かな栄光の座に鎮座し
ています。(Mullis –video)[130]
それに対し、AIDS/HIV/AZTという厳粛な教えに対抗する研究者は、すぐさま資金援助を途絶えられ、自らの研究発見を出版する道さえ奪わ
れてしまうのです。(Duesberg)[314]
AZTはもともと、60年代に癌の化学療法で使われていた薬でしたが、あまりにも毒性が強かったため廃止されました。これは細胞毒(いわゆる細胞
キラー)といって、DNAの結合を阻止してしまいます。そのAZTが、AIDSの到来と共に、「AIDSの救世主」という新ピカのPR宣伝をもらって、ま
た倉庫から引っ張り出されてきたのです。再検査など、一切行なわれてはいません!Nullの指摘によれば、AZTは長期的に使用すると「非常に毒性の強
い」薬ということですから、AIDS宗教のなかでこんなに御高い位置におかれているのもないか筋が通っているのかもしれませんね。[165]
地獄行き
UCバークレー大学のPeter Duesberg
PhDは、レトロウイルスの遺伝子を最初に隔離した科学者ですが、彼はまた、この新しいAIDS/HIVという宗教的な教えに逆らおうものなら容赦なくぺ
ちゃんこにしてしまう、怪物のような情報スチームローラーに最初に対抗した人物でもあります。[314]
本当に悪質なのは、こうした免疫が抑制されている患者たちが、HIV陽性でAZTを取らなければ、死んでしまうという考えを鵜呑みにしてしまっ
て、実際に症状をなおしてくれるかもしれない治療法に目を向けることが出来なくなっているということだと、Nullは遺憾を示しています。AZTやその類
の薬で治ったAIDS患者など、今まで1人もいないのに、そのことには誰も気付いていないようです。[165]しかし今、この事実は一般にも認知され始め
てきて、NIHの取締役であるDr.Anthony Fauciでさえ認めています。[347]
AIDSワクチン
AIDSワクチンは何年も前から、開発計画が練られていましたし、ウガンダやトリニランド、タイ、そして合衆国において検査テストが行なわれてき
ました。1999年にはVaxGenというシリコンバレー地域のバイオ技術会社が、ハイリスク区分の5000人の志願者にAIDSワクチンを試し始めまし
た。(www.jasmyn.org/vaxgen/, Washington Post[198,197]
)2003年1月までにタイのFDAがサプリメント食品として許可し、受け入れたAIDSワクチンは1200万回分以上にもなり、6万人もの患者が接種を
行なっています。(journal Vaccine [105])
鳥というプレゼント
2002年3月のJAMA誌に掲載された記事は、ワクチン研究というものが本当はどれだけ科学的なものなのか、決定付けるものだったと言えるで
しょう。この記事はなんと、安全なワクチンの培養体として「カナリヤ痘」の使用がestablishedだと報道したのです!(Vastag
[139])感染したカナリヤの細胞膜が、AIDSワクチンを培養するのにより好ましい、と言うのです。
今まで何年もの間、一般の報道からAIDSについての知識を得てきた普通の読者の方は、上記の一節を呼んで「気違いじみている」と感じることで
しょう。もう一度言いますが、ここに書いてあることはすぐさま信じないで、掲載している参考資料を調べてみてください。
AIDSワクチン会議
2001年1月20日、ワシントンDCで報道会議が開かれ、Barbara Lou FisherやattorneysのWalter
Kyle,Jim
Turnerなど、数人の研究者のプレゼンテーションが行なわれました。この会議の目的は、1つのAIDSワクチン開発のためには何百万ドルという費用が
かかることに、人々の注目を向けることです。[315]すでに当時には、他のワクチン開発にかかる費用の4倍もの額が、AIDSワクチン開発のために使わ
れていました。
このワクチンのもともとの推進資金のほとんどは、当ワクチンの世界的な可能性を把握している、Bill
Gatesが出資しています。その後、Bush大統領が2002年、AIDSワクチン研究資金を25%増しの3億6千7百万ドルに引き上げると提案しまし
た。(Gerrett)[160]
ここで検討されていた案とは、いつかは秘密ですが将来において、世界中の12歳児すべてにAIDSワクチンを与えられるようにする、というもので
す。[315]
この2001年会議で提案された点をいくつか挙げてみます。
-新しいワクチンは、今までに一度もAIDSの原因だと証明されたことの無い、HIVに対するワクチンにすること。
-このワクチンを受けた人は、HIV陽性になるということ [281]
-科学的にはまったく受け入れがたい説だが、PR推進部はこのワクチンがAIDSに対して免疫をつけてくれる、と宣伝すること。
-このワクチンのターゲットは、全ての12歳児にすること。
-USの軍隊兵達に、本人達には気付かれないまま、AIDSワクチンの接種テストを実地する可能性。
HIVを「発見」した2人の科学者、Luc Montagnier とRobert
Galloは両者とも、HIVはAIDSの原因ではないという主張を保っています。
更なる昇進
2003年7月、世界AIDS プログラムは飛躍的な展開を迎えました。
「Bush大統領が
製薬会社の元重役を、アフリカとカリブ海地域におけるAIDS対策として新しく設けらた15億ドルのプログラムの取締役に任命した」のです。
大統領が使節に任命したRandal Tobiasとは、Eli Lilly & Co社の前CEOだった人物です。[81]Eli
Lilly社と言えば、ワクチン製造会社ではありませんか!
それに15億ドル?この額は、いままでにワクチンの市場売り出しに使われてきた費用の、100倍にもなります。が、これもやはり、単なる経済的な
理由からなるものです。AIDSワクチンは世界規模で売れる市場商品なのですから。
AIDSワクチンをウェブ検索してみると、一度も隔離されたこともなく、連続性も分かっていない、とらえどころの無いHIVウイルスの観点から書
かれた、確かなことは何も教えてくれない空虚でまやかしの記事ばかりが何百件も該当して出てきます。
急がなくても大丈夫
時がたつにつれ、AIDSワクチン開発に関するあの熱狂的な称賛が徐々に緩まってきたのに皆さんはお気づきでしょうか?Bill Gatesは
2007年に、このワクチンが売り出されるのはあと10年後だろうと予測しています。[53]90億ドルものR&D業が景気よく進んでいるのです
から、売り出しを急ぐ必要はない、ということです。ワクチン業界の他のほとんどの商品と同様、AIDSワクチンプログラムも、私達を怖い病気から救ってく
れることが目的では決してなく、私達を怖い病気から救ってあげますよと宣伝し売り出すことが目的だということを、忘れてはいけません。こうしたプログラム
には、毎年の多額の世界経費、実際に研究成果を求められることは決してない研究への巨額の補助金、そして何千万人という研究員の科学者達のキャリアが関
わっているのです。
舞台効果も薄れてきたころ
最近の失敗続きの人体実験のせいか、AIDSの偽りの栄光は、だんだんと保持が難しくなってきています。2008年には少なくとも9つのAIDS
ワクチン
試験が中止になりましたが、これは約束した免疫効果が無いからだけではなく、もっと悪いことに実験体となった人々のAIDSへの抵抗力が、ワクチンのせい
でより弱くなってしまったことが理由です。[11]25年間の年月と、毎年何億ドルもの資金を費やして研究を行なった結果、先端をいく科学者達が次々と、
AIDSワクチンの製造方法は未だに分からないと公然に認めてきています。
HIVウイルスの正体さえ明らかになっていないのですから、別にこれには驚きませんが。
2008年のあるアフリカ調査研究では、試験ワクチン
を受けた人々の方が、ワクチンの影響でよけいにAIDSにかかりやすくなるという結果が出ています。ちょうど、天然痘やポリオ、百日咳の場合と同じです。
以上から、HIVがAIDSの原因だと証明されたことは1度もないが、AIDSワクチンが原因になることは証明された、ということになります。
科学的にはSARSや鳥インフルエンザ、たんそ病と同じく、沈みかけの泥舟に乗った状態のAIDSワクチンプログラムですが、世界の政治事情に必
要とされているため、そしてこれにはお金が絡んでいるために、今までずっと素晴らしいものだと見せかける工作がなされてきました。実際に何の製品も作り上
げずに、こんなに長い間生き残れた産業は、AIDSワクチンのビジネスだけです。これは、100%理論上にのみ存在するものであり、しかもその理論自体が
最初から間違っていたのです。そして今では、科学界における世界有数の支持者達でさえ、間違った科学的根拠にいくら資金をつぎ込んでも、自然の物理法を変
えることは出来ないのだと理解し始めています。こうした科学者の多くは、何年もの間こうした疑念を抱えてきたのですが、昔と今との違いは、いつまでもずっ
と嘘の振りをしていくのは不可能だと彼らにも分かってきたということなのでしょう。
このプログラムは、当分終了される予定ではありませんが、最上部の間ではAIDSワクチンの終わりの鐘の音が、かすかに聞こえてきているとのこと
です。
このワクチンは、ちょうど天然痘ワクチンと同じ様に、長くひっそりとした死期を迎えることでしょう。10年後あたりには、おそらくまるで最初から
存在しなかったかのようになるでしょう。ですから、今皆さんがここで読んだことは忘れない様にして下さい。