インフルエンザのワクチン接種 | 予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

邦題「予防接種の本当の意味ー大切な人を守るために」
この本で使用している参考資料は、政府機関、主流の医学誌といった
「ワクチン接種を薦めている側」の資料なので、「ワクチン反対派」が感情的にいった不確定な情報なのでは、という心配がありません。

インフルエンザ予防接種

これは先ほどのH.Influenzaeワクチンとは全く無関係の、インフルエンザワクチンのことですが、これは比較的新しく開発されたもので、 儲けもかなり大きなワクチンです。

インフルエンザワクチンに関する誤った情報や政治的な裏工作がいかに世間に溢れているかは、ほんの少し調べてみればすぐに分かることでしょう。

インフルエンザとは、たった1つの季節の間に感染者の間で常にバージョンUPし続けることが出来るウイルスです。ワクチンのほうには、病気の原因 となるウイルスの何バージョン目かを薄めたものが含まれているとのことですが、インフルエンザにおいてはあるバージョンのウイルスを取り分けて、ワクチン の製造作業を終え、民衆の手に渡る段階に至る頃には、もうすでにそのワクチンでは全然対応出来ない型にバージョンUPしてしまっているのです!インフルエ ンザワクチンの製造業者であるAventis社のMD、マイケル デッカーさえも「ある型をつきとめる頃には、すでにそれに対して何の対処も不可能になっ てしまっている」と認めています。[75]


ウイルスに感染した人の症状が重いほど、あるいは感染者数が多いほど、それだけウイルスの繁殖速度は速くなります。このような現象を、科学者は遺 伝子増幅と呼んでいます。(Garret,pp578,580,614) [223]

さらに、インフルエンザウイルスは、感染者の1人1人によっても、地域によってもそれぞれ変化します。それなのにワクチンの方は、みんな一緒に たった1種類の同じワクチンを接種するのです。とすれば…自然につけた免疫は、一生続くものですが、このワクチンだって本当に効果のあるものなら、来年ま た接種をする必要は無いはずですよね? 

インフルエンザ接種が効かない理由

皆さんは、インフルエンザ接種をいつも受けている人達に限って、毎回インフルエンザに感染しているということに気付いたことはありませんか?これ はおそらく、ひっきりなしに接種を続けているせいで体が息をつく暇もなく、自分の体内で免疫機能を定着させる余裕もないのでしょう。

インフルエンザワクチンの第一の問題点は、製造過程でいまだに水銀が使われていることです。(PDR,2007 p.1451)[240]また、ホルムアルデヒドやエチレン グリコール(暖房機に使われる液体)も含まれています。[240]また、2007年まではア ルミ二ウムも入っていましたし、前も述べたように、こうした在庫は捨てられることなくちゃんと残っているのです。

こんなに有毒物質が入っているのですから、このワクチンがインフルエンザを予防することが出来ないのも無理がありません。CDCさえも、インフル エンザ接種の「成功率」をわずか44%としているくらいです。[1]もちろん実際には、この成功率はもっと低くなります。CDCがこの成功率の裏づけとし ている「研究」がどんなものか詳しくみていくと、それが何の医学的な試験も、効果やリスク面の実験もされていないことが明らかになります。唯一行なわれる 「実験」は、これぞと思われるワクチンを選んで、それを実際に一般の人々に接種し、その上で証拠もない、年齢別、性別、人種別などに細かく分類してつかみ どころのないデータを編集し結論をでっち上げているのです。

こうした状況に落胆するのは私達だけではありません。イギリスの薬学誌のトップであるBritish Medical Journal誌は、インフルエンザワクチンについて次のように報道しています。[64]

「…徹底した調査結果の数々から、このインフルエンザワクチンの効果がごくわずか、あるいは皆無であることが分かっている… このワクチンに関す る研究には、きちんとした専門的な内容が欠けており、製造側の圧力の影響も大きい。これらのワクチンの安全性に関しての調査結果は、信用できるものがほと んど無い。」

このような科学的な方針の廃れもひどいですが、インフルエンザワクチンの開発、製造においての様々な汚職、腐敗も目に余ります。例えば、世界有数 のインフルエンザワクチン製造社の1つ、ベルギーのSolvay Pharmaceuticals社は2008年10月、GA州マリエッタに新しく予定していたインフルエンザワクチン工場の建設を中止しましたが、当社は すでにアメリカ政府から工場建設の人件費の60%を援助され、更には予定の2年も前なのにインフルエンザワクチンの開発費として300百万ドルを受け取っ た後だったのです![2]開発中止の理由としてSolvay社は、インフルエンザワクチンの市場が「不安定で減少ぎみである」としています。つまりこれ は、インフルエンザ接種を受けた人が次々とインフルエンザに感染しているのを目の当たりにして、人々が次第にインフルエンザワクチンの効果に疑問を持ちは じめてきたという事実を反映しているのでしょう。

売れ残ったインフルエンザワクチンの数は、以下の通りです。

2006年  121,000,000回分の内、18,000,000回分
2007年  140,000,000回分の内、27,000,000回分

こんな売上表を見ては、会社もやる気をなくしてしまったのでしょう。Solvay社は、ビジネス会社であり、アメリカ国民の健康や幸せなんて関係 なく、儲けのためだけに動いているのですから。インフルエンザワクチンを製造している会社は世界に5社しかなく、さらにSolvay社は、インフルエンザ ワクチンのみを製造する会社です。ワクチンを接種する側を危険にさらしても気はとがめないけれど、自社を危険にさらすのはやはり嫌だったのでしょう。

WHOとは何か?

WHOという機関の運営方針には、製薬業社の影響が常に関与しています。2006年にWHO
は、世界各国が毎年自国の人口75%に配給できる分を目標としてインフルエンザワクチンを在庫するべきだという、馬鹿げた推奨宣言をしていま す。[2]幸い、生産社側も売り上げが確かだと分かっている分しかつくらないので、実際にはこれは無理な推奨なのですが…。

成人用のワクチン接種と、その宣伝策

ワクチン業者のこうした売り上げの伸び悩みを受けてか、2008年に成人用のワクチン接種予定表が突然あらわれました。それによると、18歳以上 の成人はなんと計45回ものインフルエンザワクチン接種を受けることになっているのです![15]宣伝部門は特にお年寄りに目をつけ、その結果現在のイン フルエンザワクチン接種率の72%は、年配の人々です。[2]

この分だと、あの2005年のでっちあげ「カルフォルニア州ワクチン在庫不足」といった見え見えで失敗に終わった売り上げ策がまた流行りそうで す。

もう1つ、ワクチン業界で十八番になりつつセールス策は、「感染大流行」説です。この説は、本来はエヴィアン インフルエンザという架空の感染病 だけのためにとっておくはずでしたが、この病気は一昔前に恐怖の伝染病として騒がれた後、忘れられつつあるため、ワクチンセールス部門では、もっと一般の インフルエンザにもこの手を使おう、ということになったのです。

ということは、そろそろ映画でもこうした「感染病もの」が流行ることでしょうね?

インフルエンザ接種とアルツハイマー病

皆さんもお気づきかも知れませんが、アルツハイマー病は近頃どんどん身近な病気になりつつあります。免疫遺伝学の先端者であるMD.ヒューフーデ ンバーグは、2000年に
850ページに渡る研究発表を出していますが、それをざっと読めば、どうしてこの病気がこんなに流行っているのかが伺えます。

「1970年から1980年の間に、続けて5回インフルエンザワクチンを接種した人がアルツハイマー病にかかる確率は、インフルエンザ接種を受け ていない人の10倍にもなる」[327]

ひょっとして、アルミニアムがからんでいるのかも…ですね?

ちなみに新しい成人向けの接種予定表では、65歳になるまで毎年のインフルエンザ接種を推奨しています。

インフルエンザワクチンの勝利

インフルエンザワクチンは、20年間もの検討の結果、2002年1月にやっと義務制の接種予定表に仲間入りすることが出来ました。そして2005 年2月7日には、いままでのハイリスク区分からこっそりと定番の接種予定表に移り込んでしまいました。その結果、現在ではまず生後6ヶ月に最初の接種、そ れからは18歳になるまで毎年の接種が義務付けられることになったのです。これで、アメリカの子供達が受けなくてはならないワクチン接種の回数は、一気に 40回から58回にも増えてしまいました。

もちろん、これをニュースに取り上げたメディアなどありませんでしたが。