財務省の森友学園国有地売却に関する文書書き換えについて、昨日の集中審議でも新しい事実は出てこなかった。
 共産党は昭恵夫人の存在があたかも問題関与に結びつけようと執拗に質問していたが無理がある。
 たまたま講演に講師として招かれ、その時、問題の土地を見るよう、籠池側より依頼され時間があったから行っただけの事である。
 土地を安くしろとか、売ってもらえとか核心に触れることを、安倍総理も、昭恵夫人も何も発していないのに、あたかも関係したかの質問は間違っている。
 ひとつ明らかになったのは、財務省側が改ざんしたことは事実である。この点、先ずは昨年まで理財局長であり、答弁していた佐川氏を参考人招致し、何故改ざんしたのか、聞くべきである。
 その上で、なお疑問が残ったなら、証人喚問するのが、民主的手続きではないだろうか。この点も、民主主義は手続きであり、次に中身である。
 野党の議員はしっかり踏まえて欲しいものだ。
 大相撲貴乃花部屋の十両力士貴公俊が付け人を殴ったとして休場している。大相撲の改革を主張し、横綱日馬富士を引退に追い込んだ貴乃花親方である。自分の部屋の力士をどう指導し、管理していたのか説明すべきだ。
 「改革」とか「相撲道」とかたいそうな言葉を並べているが、何もしていない、いい加減な言動ではないか。しかも、内閣府に日馬富士の傷害事件を巡り、告発状まで出し、常勤する立場に居ながら、4日目まで欠勤している。何をか言わんやである。
 貴乃花をヨイショしているメディアは、どんな受け止めなのか、貴乃花共々説明責任を果たして欲しいものだ。
 13時35分羽田発帯広行の飛行機に乗ったら、平昌オリンピックで大活躍した高木美帆さんと偶然一緒になった。
 日本スケート連盟の元オリンピックスピードスケート短距離の濱谷公宏さんがマスコミ対応で同行しており、濱谷さんのお父さんは、私の根室後援会会長もしてくれた方である。
 高木選手に、心からのお祝いとねぎらいを申し上げた次第である。

☆2月8日に、中央公論新社中公新書ラクレより発売された私の新書「政治人生」(800円税別)が、北海道新聞はじめ全国紙にも広告が掲載されております。
 全国の書店にて好評発売中ですので、ご一読下されば幸いです。