1月27日から行方不明になっていた札幌市白石区の小学3年生の女子児童が2日夜、無事保護され本当に良かった。
 ご両親・ご家族はこの一週間どんなにか心配したことだろう。何よりも無事であったことが救いである。
それにしても女子児童を監禁した男は許せない。腹立たしい限りである。こうした事が起きないよう普段から地域の連携、コミュニケーションを考えておかなくてはならない。
防災カメラ等、文明の利器も必要だが、やはり情報である。人と人の関係が必要だということをお互い再認識したいものである。
 東京都知事選挙、昨日が最後の日曜日だったが、銀座では各候補がそれぞれ遊説している。
自民・公明の両党首が応援演説をした際、約一万人の聴衆で、細川さんが小泉さんと遊説した時は約二万人と言われている。小泉・細川人気の高さが伝わってくる。
 朝日新聞3面トップで「脱原発 好対照 都知事選挙終盤戦へ」「自公党首原発触れず 舛添陣営」「小泉氏と訴えを分担 細川陣営」と出ている。
 北海道新聞3面では「師弟で対立 演説対照的 首相、原発一切触れず 小泉氏ゼロ一点張り」という見出しである。
 政治の世界、時には「昨日の敵は今日の友」であり「今日の友は明日は敵」ということもある。
 この演説見出しを見る限り、安倍首相も小泉元首相もそれぞれ意を決しての舞台登場と受け止める。
 都民はどんな判断をされるのか。自公推薦、猪瀬前都知事の流れを受ける舛添氏か、何よりも都民の命を優先し原発ゼロを訴え、しがらみのない都政をと訴える細川氏か、泣いても笑ってもあと5日間である。