同級生はお世話係ではありません | のん気に根気の夢芽味餡

同級生はお世話係ではありません

とても嫌なことを思い出した。

障害児も健常児と同じ学校で一緒に学ばせたい…障害者教育転換、鳩山政権に期待の声 - 特設ニュースちゃんねる

記事の題名を見ただけで涙が出る。
私が言いたいことはタイトルのままです。

他人、しかも多感な時期の子供に世話を任せるとどうなるか、この親共はわかってない。
アンタ達、自分が世話したくないだけでしょ?
こういう記事見るたびにコメント欄が「ふざけんな!」って感じの内容で溢れるのは、それだけ被害を受けた人間が多いからなんだけどね。

こういう親のエゴは、障害者本人だけでなく、たくさんの人間を不幸にする。
それだけじゃなく、「障害者なんて大嫌いだ」っていう差別を増強するだけだから本当に止めて欲しい。
少なくとも私は、この経験のおかげで「知的障害者」という存在自体に嫌悪を覚えています。
一生、彼らが同じ人間だと思うことはない。

お世話係をさせられ、ひどい目に会い、「良い経験になったでしょ?」で片付けられるという体験をさせられた上で彼らを同等に扱えと言うのは無茶です。
アンタ達は権利を行使する前に義務を果たせ。


ここのコメント44の内容を転記しておきます。
---------------------------------------------------------------------------
名前:名無しさん@特ニュー 投稿日:2009/10/05(月) 11:55:51

普通学級に通学するのが、物理的に困難な障害児の入学をゴリ押しする親や人のニュースを見るたびに、
以前に見たドキュメンタリーを思い出す。
サリドマイド児の親のドキュメンタリーだったのだが。生まれついて重い障害を負って生まれた息子の為に、
親は「サリドマイド児の親の会」を立ち上げて、休日は全て会の活動。
「障害者に理解のある社会=息子の為」との強い信念のもと、息子を連れて積極的にマスコミにも出たり、講演活動も行った。
さらに、息子を普通学級に進学させた。息子は重い障害を負いながらも大学に進学。
一時は、マスコミにもてはやされた。

が、大学卒業後、障害を負った息子は何処にも就職できなかった。ここで、息子は生まれて初めて本音をぶっちゃける。
「子供の頃から、人前でさらし者にされて辛かった」「休みの日くらい、家族だけで過ごしたかった。
家族だけで遊園地や旅行に行きたかったのに」
「普通学級になんて行きたくなかった。手の無い俺が、普通学級でどれだけ不自由で辛く、
孤独だったか。どれだけ、危険で屈辱的(同級生による排泄介護等)な思いをしたか!」と、
延々と恨み言を言い出した。

で、親が「何で言ってくれなかったんだ!」と反論したら「言ったが、全て“お前のためだ”で済まされた。
一度だけ、同じ障害を持つ子供たちがいる養護学校に行きたいと言ったら“負けるな”と説教された」
「俺みたいな障害を持った子供が、親に見捨てられたら生きていけない。だから、言いなりになっていた」
「お前たちは“俺の為”と言っていたが、結局は自分たちが社会から注目されてチヤホヤされたかったダケだろう。
養護学校に進学した同じ障害を持った連中は、職業訓練を受けて就職して自立しているのに、
親の見栄で、普通学級に進学させられた俺は、就職できなかった」
「俺の障害を受け入れてくれない、見栄っぱりな親のせいで、俺の人生はメチャクチャにさせられた!」

結局、息子さんは親に対する恨みつらみの遺書を残して自殺。
最後に親御さんは「もっと息子の気持ちを考えてやれば良かった」
「健常児と同じようにする事が、息子の為だと思っていたが、間違いだった」と嘆いていたな。
---------------------------------------------------------------------------

2011/02/13追記
たまにネタ元を探している(?)らしき人がくるので書いておく。
これは捏造コピペで、内容に関して共感した人間が多かったせいで広まったようですが、(多分)真実ではないです。「青い鳥はいなかった」という本の内容が似てるとの噂もありますが、そうではなく、大元の文章を書いた人がこの本をネタ元にしたんじゃないかと推測してます。
なかなかよくできたミームなのですが……。