ガスライティングには半グレもよく利用されている。自分の行くスーパーの前には時々全く見かけない若者がたむろしていることがある。彼らとは何度か揉めたが、一度は土下座させられた。
別にそんなことをする必要は全くなかったが、彼らが手を出さないためにずっと待っていると店の人がやって来て、彼らの要求通り土下座してくれと言うので仕方なく従った。その後に腹が立ったので彼らを嵌めようと思って待っていたら、彼らは逃げていった。
それからも何度も半グレは来たが、物理的にコンタクトすることはなかった。ただ、自分にとって悔しいのは土下座を強制させるだけで犯罪になると知らなかった点である。それさえ知っていれば、彼らを訴えられ、その中でどういう理由で彼らがその場所に送り込まれたか分かったはずである。
最早慣れてしまったが、店の中で何も買う様子もなく、かごも持たずにただひたすら歩き続けている若者がいたりする。未だにそんなことをする必要性がどこにあるのかは知らないが、彼らは依然としてそのようなガスライティングを続けている。このような若者も半グレも探偵のネットワークの中で雇われている。
それ以外にも左翼過激派らしき人々を時々見かける。そんなに頻繁ではないが、左翼の活動家が入っているのは間違いない。結局、探偵も半グレも左翼活動家も警察と組んでいるためにそこにいる。つまり、電波工作の情報を貰っているため、自分がいつ家から出てくるかも、今日一日何をしようとしているかも知っている。
その中に自分が中国で見た記憶のある人たちがいた。中国で見かけた時は彼らが日本語を喋っていたため日本人とばかり思っていたが、もしかするとその夫婦は北朝鮮のスパイかも知れない。
日本の公安警察や公安調査庁は熟年夫婦のカバーをほとんどやらないと言われており、逆に、北朝鮮はその組み合わせのスパイ活動をよく行うと言われている。
何故、気になっているかというと彼らを見たときから数時間の間に、自分が毒を盛られたからである。それまではずっと中国のスパイが毒を盛ったと思っていたが、もしかすると、この北朝鮮のスパイがやった可能性があるのではないかと考えている。
とは言え、その確度は依然として高くない。また、自分が近くの家電量販店で見た夫婦がその夫婦だったとも言い切れない。ただし、左翼活動家が自分の周りに入っているのは間違いなく、彼らがガスライティングに参加している時は探偵よりもアグレッシブに行い、それはここに来てからも変わらない。結局、彼らにとって自分は死ぬまで敵なんだろう。
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