敦希が生きていたら…
毎日、毎日、思う。
どこにいても、何をしていても
頭の中は敦希のことばかり。
最近、敦希の同級生をよく見る。
みんなすくすく成長していて、もう赤ちゃんではなく幼児の姿。
すごく不思議な感じ。
生きていたら1歳。
敦希もこんな感じだったのだろうか?
正直、もう…想像がつかない。
私が知ってる敦希は、5ヵ月のままの赤ちゃんだから。
4500gの小さな赤ちゃんだった敦希しか知らない。
同級生の子どもたちを見ると切なくなる。
でも、姿を重ねることは…ない。
どちらかというと2~3ヵ月くらいの小さな赤ちゃんを見る方が辛い。
どちらにしても辛いけれど、私はこの現実を少しずつでも受け入れていかなきゃいけない。
辛い。辛い。辛すぎる。
ただただ悲しい。
ずっとずっとこんな思いで生きなきゃいけないんだろうか。
私はそこまで強くない…
今日、近所に住む親戚のおばさんが仏壇に手をあわせに来てくれた。
おばさんは飾ってあるたくさんの敦希の写真を見て、涙していた。
もう一人のおばさんは「よく笑う愛想のええ子やったなぁ」と言ってくれた。
すごく、すごく、ありがたみを感じた。
敦希のことを想って来てくれる人がいる。
それだけで私は救われる。
本当に、本当にありがたかった。
もう半年…
まだまだ半年。
私の未来は全く見えないけれど
長男のために、敦希のために、
私は頑張らなきゃいけないんだよね。
でも涙が止まらんよ。
悲しくて悲しくて仕方がない。
いつになったら前を向いて進んで行けるんやろ?
前を向くってどういうことなんやろ?
乗り越えるって何やろ?
今の私にはさっぱり分からない。
敦希に会いたいよー!
ギューって抱きしめたい。