生きていたら | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


敦希が生きていたら…


毎日、毎日、思う。


どこにいても、何をしていても


頭の中は敦希のことばかり。


最近、敦希の同級生をよく見る。


みんなすくすく成長していて、もう赤ちゃんではなく幼児の姿。


すごく不思議な感じ。


生きていたら1歳。


敦希もこんな感じだったのだろうか?


正直、もう…想像がつかない。


私が知ってる敦希は、5ヵ月のままの赤ちゃんだから。


4500gの小さな赤ちゃんだった敦希しか知らない。


同級生の子どもたちを見ると切なくなる。


でも、姿を重ねることは…ない。


どちらかというと2~3ヵ月くらいの小さな赤ちゃんを見る方が辛い。


どちらにしても辛いけれど、私はこの現実を少しずつでも受け入れていかなきゃいけない。


辛い。辛い。辛すぎる。


ただただ悲しい。


ずっとずっとこんな思いで生きなきゃいけないんだろうか。


私はそこまで強くない…





今日、近所に住む親戚のおばさんが仏壇に手をあわせに来てくれた。


おばさんは飾ってあるたくさんの敦希の写真を見て、涙していた。


もう一人のおばさんは「よく笑う愛想のええ子やったなぁ」と言ってくれた。


すごく、すごく、ありがたみを感じた。


敦希のことを想って来てくれる人がいる。


それだけで私は救われる。


本当に、本当にありがたかった。


もう半年…


まだまだ半年。


私の未来は全く見えないけれど


長男のために、敦希のために、


私は頑張らなきゃいけないんだよね。


でも涙が止まらんよ。


悲しくて悲しくて仕方がない。


いつになったら前を向いて進んで行けるんやろ?


前を向くってどういうことなんやろ?


乗り越えるって何やろ?


今の私にはさっぱり分からない。






敦希に会いたいよー!


ギューって抱きしめたい。