敦希は闘病の末、5ヵ月という短い生涯を終えました。
短い命だったけど、誰よりも強く立派に生きた息子。
あれから5ヵ月
こんなにも時の流れが残酷だと感じたことはありません。
最近になって「少しは落ち着いた?」と聞かれることも増えました。
生活は落ち着いています。
ただ、気持ち的には全然ダメ…。
普通に食べて、普通に寝て、家族でお出掛けもするし
家族の中では笑いあえるようにもなりました。
でも、気持ちはまだまだ前を向くことができません。
乗り越えるだとか、前向きになるだとか
今の私にはよく分からない。
時間が解決するものじゃない…
それは確かだな、と感じています。
ただただあっくんに会いたい。
それだけです。
我が子に先立たれた辛さ、苦しみ、悔しさ
経験したことのない人には想像もできない世界だと思います。
普通の生活は当たり前じゃない。
妊娠して出産して順調に子どもが育つことも当たり前じゃない。
長男は元気に私の側にいてくれている、
それでも私は奇跡だと思います。
私には今を元気に生きている長男、
そして私の中で生き続ける敦希がいます。
これからも家族みんなで少しずつゆっくりと前を向いていけたらな、と思います。
私たちのことを好き勝手言っている人がいますが
何にも知らないくせに分かったようなことは言わないでって腹立たしく思います。
私は敦希を生んだことを全く後悔なんてしていないし、出逢えて本当に良かった。
それが母親です。
あっくん、生まれてきてくれてありがとう!
これからもずっとずっと一緒だよ。