三浦綾子の「塩狩峠」。
悲しい思いをしたり、人を妬んだり、心が意地悪な気持ちで一杯になったら
この本を読み返します。
結納のため札幌に向かった永野信夫が塩狩峠で暴走した列車を止めるため
自ら命を犠牲にして大勢の乗客の命を救う---実話をもとに書かれた小説です。
自分は信夫のように自らの命を犠牲にできるだろうか?自分がその場にいたらどうするだろうか?
そんなことを考えているうちによどんだ心が洗い流され
「人のために生きよう」「人に喜んでもらう気持ちを大切にしよう」ときれいな心に生まれ変わります。
お気に入りの一冊です。