生徒らと特撮博物館へ。特撮に何を学ぶか!? | StudioMUGENKAI BLOG

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スタジオ無限界のブログです。関連業務のMU-PHOTOと合わせ、お知らせ、作品展のお知らせ、クリエイティブな記事などを掲載しています。

前回の記事に続き、特撮博物館です。


10/8で催しが終了なので、もう一度行って来た。


今度は、教えているゲームスクールの生徒らを誘い、

特撮好きな担任の先生も一緒に行って来た。


台風が過ぎ去っていく中、影響もなく、ご覧の感じ。


MUGENKAI BLOG-生徒ら
企画一年と二年の奴ら+担任の先生。
とりあえず、ポスター撮るよね^^

今回もまた平日であったが、終了間近の為か、

入場券を買うのに長い行列が出来ており、


MUGENKAI BLOG-大勢の人々


カメラ撮りOKのミニチュアステージも、

人、人、人・・・・と、行列が出来る有様。


平日というのに、この大勢の人たち、

この人たちは(私らもそうだろうが)、

何をしている人たちなんだろう~と思うのであった^^


しかし、この状況では、自由に撮るのも無理なので、

前回、撮りに行っておいて良かった。


しかし、しかし、

前回を遙かに増して、老若男女の来場者、

ここまでの熱い好き者がいるとは、

日本の特撮、怪獣映画などと侮ってはいけない。

  (巨神兵や庵野さん絡みで来る人もいるだろうけれど)


前回も書いたが、

ハリウッドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのように、

日本映画・特撮映画のテーマパークでも造り、

海外の方々も来場するスポットを造っては如何か?


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今回、行列に並ぶ時間は無かったので、

並ばずに撮れる場所を追加撮りしたので、少し載せます。

  ※ほとんど加工無しです。


MUGENKAI BLOG-特博撮り追加掲載_縦1
建物なめてのフカンと、隠れ見るアングル。

MUGENKAI BLOG-特博撮り追加掲載_横1
前回同様、手前に背景物越しに撮ると、
その場所にいるリアル感が出る。
そして、戦車など二台を横アングルから並べ撮り。

MUGENKAI BLOG-特博撮り追加掲載_縦2
前回、ヘリが撮り不足だったので追加撮り。

博物館の天井が見えてしまうのは悲しいが、
手前に建物など越しに、街中をヘリが飛ぶイメージで。

MUGENKAI BLOG-特博撮り追加掲載_横2
こちらも同様に撮り。
下は、東京タワーに近づくイメージだが、
ローター回さないと物足りない…。

‥ということで、非常に簡単にだが回転させたもの。
MUGENKAI BLOG-簡単にだが回転させたもの


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そして・・・・


MUGENKAI BLOG-巨神兵に食われる


行かれた皆さんの中にも、

つい、こんな画を撮ってると思いますが^^、

生徒の一人に演じてもらい、撮り。カメラキラキラ


サンキュ~ビックリマーク



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さて、今回、この記事、

「クリエイターロード」のカテゴリーで書いた。


生徒らを誘って行ったこともあり、

生徒らには、「特撮もの」からたくさんの刺激を受け、


色々な事を感じ、知り、ワクワク面白がり、

彼らのクリエイティブの成長や、プロへの習びに

役立てて欲しいと思った。



私ら先生世代は、

まだコンピュータゲームが無かった頃から、

ゴジラやガメラや、ウルトラマンや、などなど、


それらに夢中になって少年期から過ごし、

子供の頃の忘れない思い出シーンに、

ゴジラやガメラがいたり、他の特撮作品がいたりする。


そのため、ゴジラやガメラなどの着ぐるみを見ると、

怪獣として愛おしく感じ、ずっと見ていたくなる。


あるいは、ウルトラホークや海底軍艦などを見ると、

メカのカッコ良さに、今もワクワクする。



昨今は、平成ライダーや戦隊や、

ウルトラシリーズは続いているものの、


東宝特撮な時代、あるいは、大映特撮や、

TVでは、円谷だけでない、ピープロ特撮など、

あの当時の、理屈では無いブッ飛んだ作品性や、

CGじゃない手作りの味わい、職人芸。


そういった熱さこそ、「特撮」と強く思う。


今回の催しで作られた、「巨神兵 東京に現る」、

ドラマ部分はさておき、


巨神兵の操演や電飾や、

ミニチュアの爆発やエフェクトや…


今のCG作品に慣れてしまっていると、

特に爆発類は、CGだろうと思ってしまうが、

その後の展示で、そうでは無い事を知り、驚く。


爆発のキノコ雲、綿を吊っていたのか~と驚く。



別にCG作品を嫌うわけではないが、

今回の催しにより、特撮の技術や表現、

名作たちの歴史を見返せた意味は大きいと思うし、


こういった特撮作品が、全てCGではなく、

CGと上手く合わさって、まだまだあり得ると実感した。



もし今後、日本でゴジラが復活した時、

着ぐるみゴジラが、ミニチュアの街を壊す事を願いたい。


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(追記)


映画、特撮、アニメ、漫画、・・・・・、

それらは、互いに刺激し合い、

互いの表現や技法を取り込み、

さらに新たな表現や技法を生み出し、進化してきた。


そして、コンピュータゲームが登場し、

ゲームの作り手は、映画、特撮、アニメ、漫画、・・・・・

から受けた沢山の影響から、それらの表現や作品を

ゲームに用いたりして進化して来た。

 (もちろん、ゲームから生み出された表現や技法も沢山ある)


だから、ゲーム作りを学ぶからといって、

特撮や映画やアニメや・・・・は、関係無いものではない。


特撮というクリエイトやエンターテインメントにおいて、

どんな創作世界が創られ、

どんな表現や技術が生み出され、使われ、


そして、大きな意味で同じクリエイターなのだから、

その先駆者方々が、どんな思いや情熱で、

あるいは、人生を費やして作って来たか。


それらは、プロのクリエイターとして、

知るに充分な価値が、意味がある。


クリエイティブな世界は広い。


様々なクリエイティブは、様々に関わり合うし、

何と何をどう繋げて、新たなクリエイティブを生み出すか。

君たちならではの作品を作り出していくか。


さぁ、もっともっと、クリエイティブに貪欲になろう。