昨年末にこちらの稽古に来られている方の繋がりで、藤田一照さんとのご縁ができました。
本当は成田先生から直接ここの合気道のことをお伝えされるべき方なのだと思います。
しかしそれが叶わないので、私というフィルターを通して、私が想うことで表現している成田伝合気道をお伝えする場をいただいているということです。
私の調子が良く、上手に表現することができれば、そして気に入っていただければ、今後も不定期にでも開催が続くような気がします。
ここの合気道は禅のことと共通するところが多いと考えています。
もちろん世の武道全般に禅的な教えがあることは知っていて、
そしてそれらよりもその禅の教えに準じているということが言いたいわけではありません。
では、どういうことかと聞かれそうな気がしますが、ちゃんと説明できないというか、しきれないのですが、、
一言で言うとシックリくるということです。
多分誰もがそう感じるのでないかということしか言えないのです。
でも、敢えてひとつだけ言えといわれれば、こういうことは言えると思います。
あまり矛盾なく空な状態を身体で武道的な表現することができ、その稽古ができるということでしょうか。
このための方便として"中心帰納"という概念を利用しているというのです。
そしてこの中心帰納という概念が他の武道では存在しないということも強調したいのです。
無意識ではやっていること、、でも概念化はされていないこと。
そしてさらにそれを際立たせる"腰回り"というこれまた他ではない概念も用意されている。
そのプロセスで起こる現象としての合気の状態、、
プロセスとして起こる状態だから、そこにそんなにこだわらない。
ちょっと飛躍したことを言うと、、
だから"入身"をすることができる。
そう言うようなことを皆さんにお伝えして来たいなと思います。
よろしくお願いいたします。
m(__)m