明石家さんまプロデュースPart.17今回もコントだけ…しか出来ません@恵比寿ザ・ガーデンホール | 無芸大食の劇場道楽

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劇場に通うことが好きな私。
ここでは劇場で観た芝居・コンサート・ライヴ・寄席などの感想を思うがままに書き記します。

どうぞふら~っと立ち寄ってってちょーだい。

○イベント名
 「明石家さんまプロデュースPart.17今回もコントだけ…しか出来ません!!49歳の女に「孤独死が、恐い」と言われ「見つけたこっちの方が、恐いわ」と言ってしまったSP」
○日時
 2013年2/16(土) 19:00開演
○場所
 恵比寿ザ・ガーデンホール
○出演者
 明石屋さんま、ラサール石井、村上ショージ、松尾伴内、ジミー大西、内山信二、山田花子

http://gardenplace.jp/event/sanma.part17.html

 なんとなんと、明石屋さんまの舞台を観に行ってきました~!!
 一度は生で観てみたい人だったのでチケット取れて良かったです!

 開場のザ・ガーデンホールは初めて行きましたが、劇場というよりは、
展示会やイベントにも使える多目的スペースのような感じでした。
なので、座席は劇場型ではなく、簡易的な感じでしたね~。
この公演は大阪ではIMPホールという、これまた似たようなところでやっているので、
何か事情があるのかも知れませんね。

 開演してメンバーのデビュー当時の写真と今の写真のスライドが出た後、
メンバー登場!
そしてそこにはテレビで見慣れたさんまさんが~!!
貴重な経験でしたね。

 この公演は毎回、オープニングに一風変わった楽器演奏をして、
その後コントが続くとのことで、今回もメンバーは正装を来て演奏会の趣き。
でも、やはりトークが長くてなかなか演奏に入らない!
でも、それがさんまの真骨頂ですよね~。
徐々に会場も演者も温まっていき、オープニングから笑いの連続でした。
 で、楽器演奏は、ラサール石井が薬学部の学生さんと結婚したことから、
薬にまつわる品(ビーカー・乳鉢・薬瓶など)を楽器に見立てての演奏開始。
小ネタを挟んだ選曲でしたが、
客席が気付かずにさんまが口頭で補足しつつといった展開に。
 そして、メインの曲は紅白で話題をかっさらった「ヨイトマケの唄」。
なんと、舞台にヨイトマケの唄で歌われている道具
(その道具を使う人や掛け声が「ヨイトマケ」だったとのこと。)を用意して、
さんまが槌を「ドンッ」と落としてそれでリズムをとりながら演奏していましたが、
1発振り下ろしたところで、
「ドンって落ちてきているねんから、
ダチョウ倶楽部みたいに客もフワッと浮き上がらなアカンやろ!」と客席にダメ出し。
そんなやり取りで爆笑に巻き込みながら
結局オープニングアクトが終わるまで1時間かかりました(笑)。

 その後はコントが3本。
 僕の中のさんまのイメージは、バラエティの司会やトーク番組の回し役なので、
コントをやっている姿がすごい新鮮でした。
でも、ひょうきん族の時代とかを目の当たりにしている人にとっては
懐かしい姿なのかもしれませんね~。
客層も想像していたより高かったです。

 そして、噂には聞いていましたが、客いじりのコーナーもありました。
急に花子が客席に降りてきて、客にマイクを向けて言葉をもらうのですが、
最初に当てられた人が何も答えられなくて何回も詰まっていて、
すごいシラけた雰囲気に…。
この辺は、やはり大阪公演の方がきっと客席も盛り上げて
もっといい雰囲気になっているやろなあと想像します。
大阪時代に行っておくべきやったな~。
 で、「素人はやっぱりダメやからプロの技を見せつけたれ」
とさんまが言って花子が向かった席は、芸能人がズラッと並ぶ招待席。
開演まで「きっと芸能人も来てるんやろけど、別の個室とか、
警備が効く後ろの方から観てるんやろな」と思っていましたが、
我々と同じく一般フロアにありました。
 そして、この日来ていたのは、
渡辺正行、笑福亭笑瓶、ガダルカナル・タカ、島崎和歌子、はんにゃ川島。
順番に当てられて、会場を盛り上げていました。
ちなみに、当てられませんでしたが、
はんにゃ川島の続きにはフジテレビのカトパンこと加藤綾子アナもいました~。
 皆さんを前から観ることはできませんでしたが、
カトパンは後ろ姿からでもわかるぐらいカワイイオーラがハンパなく、
「やっぱりフジの女子アナはすごいな~。」と見とれてしまいました。
島崎和歌子も髪のツヤがむちゃくちゃ良くて、芸能人のすごさを改めて観ましたね~。

 と、そんなこんなで盛りだくさんの内容で、終演まで3時間。
一切休憩なしの長丁場になりましたが、かなり笑わせてもらいました~。

 でも、笑うって結構体力使いますね…。
座って観ているだけでもヘトヘトでしたが、
57歳になってこんな3時間の舞台を4日で6公演するなんて、
やっぱりお笑い怪獣はすごすぎるなと、そのパワフルさに舌を巻きました。
お笑いに対する情熱がやっぱり熱いんでしょうね~。