物件選びと好きなひと | せめて、真崎らしく。

せめて、真崎らしく。

そんな感じです。




「好きな男性のタイプは?」


という質問に対して
かつての私は「好きになった人がタイプです^^」という模範解答で対応してきたわけで


この解答ほど場が盛り下がるものはない

肌感覚で学んできたため、このセリフの使用はまったくおススメしない






去年の今頃

社長に紹介してもらった不動産屋さんとと共に、私は横浜で一人暮らし用の部屋を探していた



社長もその方も随分親身に私の家探しに付き合って下さり、その時に何度もヒアリングしてもらった




「希望条件はある?」

聞かれた



・安い

・会社から半径5km圏内(チャリ通したかった)



確かこんだけしか提示しなくて
あとは別になんとかなるだろって感覚で


あとは不動産屋さんが「女性のひとり暮らしでも安全な物件」という条件を加えてくれて、探した






3日かかった



希望条件2つだけのつもりだったのに

3日かかった





安くて
近くて

だけど洗濯機が共同だった



安くて
近くて

だけど4畳なかった



安くて
近くて

だけど畳の匂いに酔った



安くて
近くて

だけど「やあ」みたいな顔してヤモリが住みついてた



安くて
近くて

だけど家を出てすぐに50度傾斜の坂があって雪の日に生きて出勤できる気がしなかった



安くて
近くて

だけどなぜか洗濯機置き場がリビングの真ん中にあってこの部屋の中心は僕ですみたいなオーラ出してた



安くて
近くて

だけどなぜか浴槽の形が三角で建築家の意図が読めなかった



安くて
近くて

だけどカーテンを開けた瞬間隣家のおじさんと目が合った






いろいろ見せてもらって初めて
自分の中にもそれなりにこだわりがあるんだなと想い


そろそろ見つけないと申し訳ないなと
不動産屋さんにも遠慮の念が生じたけど

その方はかなり良心的だったので

「自分がのフィーリングで「ここだ」っていうのがあったところに住んだ方がいいです。」

と言って
飽きずに家探しに付き合って下さった
感謝




去年の春に初めて横浜で家探しをした時は
奇跡的に一発目で「ここだ」の物件にあたった



フィーリング


で片付けたらそれまでだけど

いろいろと家を見せてもらって
あーでもないこーでもないと言ってるうちに


そのときのこと
また今回の家探しで

自分の中で
自分でも気付かなかった


「ここは譲れない」


という、無意識且つ絶対的な基準があることに気付く












「日光」


だった




ここいいかもなと思ったけど
でもなにかが決定的に違う

そう感じた物件は
後から考えれば日当たりが悪かった



去年の春に一発目で決めた物件は
下見でドアを開けた瞬間
部屋が日の光で満たされていて高ぶった



会社をクビになって
1ヶ月ずっとおうちに引きこもっていた時も

絶えず日光は私を包み込み
おかげ様で地の底まで落ち込むことはなかった



基本、家でぼーっとごろごろするのが好き


そんな私が日当たり悪い部屋に住んだら
多分今ごろ脇腹あたりにきのこ生えてる




今の家は、日がとてもよく当たる

日光で目覚めるのは気持ち良い






物件探しにおける私のフィーリング


その奥底には「日光」という必要十分条件があったわけで






話を戻す


「好きな男性のタイプは?」





「好きになった人好き」

いわばフィーリング



だけど物件探しの経験を考えると

フィーリングの奥底にはなにかしらの「これだ」的somethingがあるはず




過去を掘り返して考える

自分の中にある一抹のこだわり



自分のことは棚に上げて、の前提で

自分が「素敵だな」と惹かれる人



恋愛経験豊富な人妻の力を借りて

言語化に挑戦する







した



こうなった






















御三家


願望の明確化



言語化した内容はひみつ

でもこんな感じ





いい出会い、いい恋愛は

今いる現場でしっかりやり切ってたらなんかあるよー



ってよく言われる


洋ちゃんみたいなスタッフ入らないかな

違うか






この記事の誰も得しない感がすごい


現実逃避終了して仕事しよ



真崎