新作「お狐様 -神使-」のお知らせ ≪メイキング≫ | MU-PHOTO Blog (フォトアート・デザインフォトなど)

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●(6/11、記事追加)

 京都の伏見稲荷撮りの模様、記事末に追記。



●(5/27、記事追加)


2015年6月のクリエイターズマーケットへの出店、


このクリマ関連のイベントで、


名古屋の栄(名古屋の中心街)、

テレビ塔の下にある地下街、

セントラルパークの壁ギャラリーに


当方も作品展示することになりましたビックリマーク


詳しくは、案内サイトへ載せました。


    → 作品展ご案内サイト



●(6/6、写真追加)


上記した、セントラルパークでの

「クリエイターズショーケース」展示、始まりました。



スペースが限られるので、

ぎっしりした展示になりましたが、

詳しくは、案内サイトをご覧ください。



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まもなく5月、

そして、6月も近くなってきた。


5月の丸の内駅での展示、

6月のクリエイターズマーケットへの出店、


それらに向かい、新作を作っています。


このサイトや、作品展ご案内サイトでも

少しずつお知らせをしてきましたが、


記事タイトルのように、「お狐様」です。



この記事では、

新作「お狐様」のメイキングを載せていきます。



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まず、簡易に作ったイメージポスターから。



お狐様といっても、宗教ではなく、

上のポスターのキャッチコピーに記したように、


  「日本の原風景」

  「お狐様のアート性」

  「願い掛ける心情」


これらが、制作の理由であったり、

稲荷を回って撮り、作る中で感じてきた事です。



また、以前にも記したと思いますが、

よく行っていた東京の飲食店を撮った写真に

お狐様が写っていたようで、

お店の方に大変喜ばれた事があり、


それから何年か過ぎ、

昨年末、「昭和ノスタルジー」展示を終え、

正月を迎え、今年は何をしよう・・・と思案していた時、


名古屋の友人が、

昭和ノスタルジー(原風景を求める)とも繋がるし、

名古屋近辺に稲荷が多くあるし、どう? と言った。


これも、何かの縁か。

そう感じ、「お狐様」をテーマに撮り始めた。



5月と6月用のDMです。
幾つかあるバージョンの一つ。

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つい先日の、4/24~26、

ゴジラが飾られたホテルへの宿泊もあり、


と、ともに、東京の稲荷を回って撮ってきた。

これは、驚くべき撮りにもなった。



今までに撮った稲荷は、

愛知、岐阜、東京と合わせ、15か所。


まだまだ多くはないが、

今後、外せない京都も含め、続けていく。



幾つか、ざっと記すと、


日本の三大稲荷とも言われる、豊川の豊川稲荷、

岐阜の千代保稲荷、


名古屋の生玉稲荷、お福稲荷、

犬山の三光稲荷、


東京は、澤蔵司稲荷、穴守稲荷、出世稲荷など。


それらの細かい説明と撮影談は、

長くなるので、自作の本にまとめようと思う。


           *


先日の東京撮り、

少しだけ、フォトを載せていきます。




             穴守稲荷は、昔、羽田空港内にあったらしく、
             その為、空港関係者の参拝も多い。

             この稲荷は、左下の写真のように、
             鳥居が、山のように積まれていたり、
             最奥に、お狐様の小山があったり、
             4/25日にここへ行き、驚きと感動を感じた。


そして、もっと驚くべき体験になった、

澤蔵司稲荷。


詳しくは、神社の方に聞きたいと思っているが、

とにかく凄かった。

魂を動かされた。と言って大袈裟ではない。



             一言では言えないが、「世界が創られている」。

             お狐様のデザイン、おあな、神仏像との一体、

             彫像し、境内に配置した方のアート性を含めた凄さ、


             澤蔵司稲荷は、ぜひまた行きたい。


             変な事を言うようだが、左下のお狐様、

             ファインダーから見たら、「こんにちわ」と言った気がした。



             澤蔵司稲荷、何より凄いのは、お狐様の「おあな」。

             これはもう、お狐様が棲む世界。


             後から見て思ったが、左下の写真、

             大きな手(指)が地面の下から現れている。

             岩壁に敷かれているのか、持ち上げているのか。


             「おあな」は、霊窟なので、

             霊的な事があっても、起きても、不思議ではない。 


そして、これは、万一を考え、

小さいフォトを載せるにとどめますが、


「おあな」で撮っていると、

これほど凄い体験は初めてでしたが、


ファインダーから見る景色が白んでしまうほど、

無数のオーブ光が写り込んだ。



             これら、露光など、変った撮り方はしていません。

             陽は差し込んでいますが、こんな風にはならない。

             撮り時、ファインダーから見た際は、もっと白んでいます。


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ちょっと長くなりました。


5月の丸の内では、お狐様は少しの展示ですが、

6月も、今後も、大きな展示になって行けばと願います。



ご興味持たれました方、

或いは、展示をご希望の方など、ありましたら、

よろしくお願いいたします。





※ こんなお狐様も ※

簡易の作成ですが、可愛らしい「結びきつね」。
差し込む陽の光で、偶然にも尻尾が出来ていた。
「福きつね」などもある。願いを掛け・・・


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●6/11、記事追加。


制作も大詰めとなり、

ようやくの先日、京都の伏見稲荷大社へ

撮りに行けた。


伏見稲荷は、稲荷神社の総本宮なので、

ここを無しには作れない。


   → 伏見稲荷大社のサイト


伏見稲荷は、京都駅から近く、

電車やバスで行き易い。




この伏見は、山一つが稲荷神社なので、

石階段はあるものの、長い山登りが必要になる。


しかし、山一つのスケールの大きさ、

千本稲荷や多数のお狐様像、

多数の蝋燭が燃える光景、


はたまた、静かな森に建つ鳥居群の幻想さ、

頂上からの景観の素晴らしさ、


…など、見所は沢山で、

参拝するのは勿論、登る価値がある。


           *


今回、行きは新幹線ではなく、

名古屋駅から東海道本線に乗り、

終点乗換えとなる米原駅までの景色を楽しみ、


そこから琵琶湖線で京都へ向かった。

名古屋駅から2時間少しで着く。



そして、昼と夕と夜の伏見稲荷を撮り、

どう作ろうかと構想しつつ帰路についた。


京都は、この伏見、他の稲荷神社、

1回では撮り回れないので、


「お狐様-神使-」の反響が良ければ、

後編「京都稲荷編」として、もっと作ろうと思う。


制作中の作品。


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オマケ。


伏見稲荷から少し足をのばし、

坂本竜馬が暗殺された、寺田屋に寄った。



私は、劇場アニメ

「浮浪雲(原作 ジョージ秋山」

   (監督:真崎守 、画面構成:川尻善昭)での

竜馬暗殺シーンがインパクト強く残っており、


それを思い出しつつ寺田屋の前に立った。